私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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トップ 201206
 

▼ビル・メドレーのソウルフルな歌いっぷりに圧倒される素晴らしいバラッド「Brown Eyed Woman」

ibushigin records My Favorite Classic Rock: いぶし銀レコードの気になるクラシック・ロック
1978♪Dreadlock Holiday♪10cc
1978
70s
ジャマイカ発祥の音楽レゲエを、いち早くポピュラー音楽に取り入れたのは、ビートルズの「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」や、ポール・サイモンの「母と子の絆」と言われますが、その刺激的で熱いリズムは、ロックンロール、ソウル、パンク、ニューウェーブに影響を与え、アーティストたちはこぞって、自らの楽曲に新鮮なレゲエのエッセンスを注ぎ込みました。10ccの78年大ヒット「トロピカル・ラヴ」もまた、ウキウキのレゲエ・ナンバー。「アイセェッ!」「アイラヴィット!」と威勢のいい掛け声に続く、ゆらゆらと揺らぐハーモニーが気持ちいい! 南国の開放的なリゾート地の風景をユーモラスに切り取った、ヒプノシス作のジャケットも最高ばい!
1975♪The Dream Weaver♪Gary Wright
1975
70s
「カッコーの巣の上で」や「アマデウス」でおなじみ、名匠ミロシュ・フォアマン監督の96年映画「ラリー・フリント」は、ポルノ雑誌「ハスラー」を創刊した人物、ラリー・フリントの生い立ちと長い法廷闘争の物語、この映画のラスト、ラリーの人生を象徴するかのように流れるのが、宇宙的な広がりを見せる、ホロリとさせられる美しいバラード、ゲイリー・ライトの76年大ヒット・シングル「夢織り人」。Eストリートバンドのドラマー、マックス・ワインバーグが大好きなドラマーのナンバーを集めた、ライノのオムニバスCD「Let There Be Drums!」にも収録されてますね。ドラマーはジム・ケルトナーです。
1972♪Children of the Revolution♪T. Rex
1972
70s
虎の剥製に腰掛ける、何を思うか? マーク・ボラン。廉価盤で買ったT・レックスのレコード「グレイト・ヒッツ」は、ビミョーなセンスの何ともチープなジャケットだけど、その内容はとびきりのロックンロール。「Telegram Sam」「Metal Guru」「20th Century Boy」「Jittlerbug Love」など、グラムの頂点を極めた、妖艶でイカしたボランのブギーがいっぱい詰まってる。中でも私の大好きなナンバーは、72年シングル「Children of the Revolution」。センセーショナルなイントロが轟き、景気付けに「イェーッ!」と一発、華麗なストリングス、艶かしいボランの歌声に偏執的なコーラスがねっとりまとわり付く、ギンギラの有頂天ブギー。
1969♪Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye♪Steam
1969
70s
「ナナナァ〜ナ、ナナナァ〜ナ、ヘイ、ヘェ〜イ、グッバイ♪」と一度聴いたら忘れられない、高揚感に満ちた甘くとろける親しみやすいフレーズが辺り一面に広がる、スティームの69年大ヒット「Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye」。このナンバーの作者の一人でもある、プロデューサーのポール・ルカは、レモン・パイパーズの「Green Tambourine」や、ハリー・チェイピンの「Cat's in the Cradle」でおなじみですね。ディオンと袂を別ったザ・ベルモンツも、72年アルバム「Cigars, Acappella, Candy」で、このナンバーをカヴァー。指パッチンのイカしたリズム、ドゥワァ〜っと極上のフレーズが巡り巡る、至福のひととき。
1978♪Disco Queen♪Sylvie Vartan
1978
70s
お人形さんみたいに可愛いシルヴィ・バルタンが「プールサイドに夏が来りゃ♪ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ♪ イィわぁ〜!」と、レナウンのCM「ワンサカ娘」を歌っていたのは65年。「アイドルを探せ」「悲しみの兵士」「あなたのとりこ」の大ヒットはおなじみ、フランスを代表するトップ・アイドルですね。78年、三十路となったシルヴィ嬢が「ドンス、ドンス、ディスコ・クィ〜ン♪」と妖艶に歌う、大ヒット「Disco Queen」は、大胆でセクシーな虎柄の薄物衣装をヒラヒラ、太股も露に誘惑のステップを踏む、華麗なるディスコ・ナンバー。行きつけのラーメン屋でもこのナンバーが鳴ってたよ。きっと大好きなんだね、オヤジ! 妖艶なシルヴィ嬢が…。
1971♪Flying♪Long John Baldry
1971
70s
ブリティッシュ・ビートのR&B系シンガー、あるいはスティームパケットの一員として、名前は知ってましたが、その音楽となると、今まで聴く機会が無かったロング・ジョン・ボルドリー。まず聴いてみたのが、ライノ・ハンドメイドからリイシューされた「John Baldry Boogie Woogie: The Warner Bros. Recordings」。71年「It Ain't Easy」と72年「Everything Stops for Tea」の2枚の泥臭いスワンプ風味アルバムにボーナス・トラックが入った優れもの。フェイセズのカヴァー「Flying」は、プロデューサー、エルトン・ジョンの繊細なピアノをバックに、ロング・ジョンの渋い歌声が大らかに舞う感動的なナンバー。ロングというだけあって、彼の身長は6フィート1インチもあるんだって。
1968♪Brown Eyed Woman♪Bill Medley
1968
60s
ブルー・アイド・ソウル・デュオ、ザ・ライチャス・ブラザーズのビル・メドレーが68年にリリースしたソロ・アルバム「Bill Medley 100%」から、第2弾シングルは、ライチャス時代に大ヒット・ナンバー「You've Lost That Lovin' Feelin'」「Soul and Inspiration」の提供を受けた、バリー・マン&シンシア・ワイル作の「Brown Eyed Woman」。気怠い雰囲気の中、ジャージーなピアノがそっと寄り添い、恋人への想いが語られる。「Brown eyed woman」とビルが情熱的に語りかければ、ゴスペル・フィーリング溢れる女性コーラスの「Stay away baby」とのつれなさに、気持ちの高ぶりは最高潮。ビルのスケールの大きいソウルフルな歌いっぷりに圧倒される素晴らしいバラッド。
1981♪The Boy From New York City♪The Manhattan Transfer
1981
70s
「ウ〜ワァ〜、ウ〜ワァ〜♪」と陽気で親しみやすいコーラス、伸びやかで情熱的なジャニス・シーゲルの歌声でウキウキ、たちまち心も打ち解け幸せな気分になれる、ザ・マンハッタン・トランスファーの卓越したヴォーカル・ハーモニーにうっとり、81年大ヒット・ナンバー「Boy From New York City」。オリジナルは、ニュージャージー州出身のガールズ・ポップ、ジ・アド・リブスの65年大ヒット。プロデューサーはジェリー・リーバー&マイク・ ストーラーで、寝転んでラッパを吹く青い猫ちゃんのイラストがとっても可愛い、ブルー・キャット・レコーズからリリース。ザ・ビーチ・ボーイズの「The Girl from New York City」というナンバーもありますね。

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▼ゴリゴリと凄まじい破壊力で圧倒する、胸のすくようなギター・インスト、ライノセラスの「Apricot Brandy」

ibushigin records My Favorite Classic Rock: いぶし銀レコードの気になるクラシック・ロック
1967♪Who Needs Wings to Fly?♪Dominic Frontiere
1967
60s
私が大好きだった60年代の米国テレビドラマ「いたずら天使」は、天真爛漫な見習いシスターが大空を飛び回り大活躍する夢いっぱいのキュートなコメディ。彼女を演じるのは、映画「ノーマ・レイ」でアカデミー主演女優賞を受賞する若き日のサリー・フィールド。太田淑子さんの茶目っ気のあるアテレコも良かったですね。テーマ曲はドミニク・フロンティア。「アウター・リミッツ 」「ラット・パトロール」「インベーダー」などのTVシリーズ、そして、クリント・イーストウッドの映画「奴らを高く吊るせ!」でおなじみの作曲家。ブッカー・T&ザ・MGズのクールでヒップな「Hang 'em High」は彼のナンバーだよん。
1969♪Listen to the Band♪The Monkees
1969
60s
コダックのコマーシャルから「Daydream Believer」が流れた80年は、パンク、ニューウェイヴの時代。「モンキーズはアイドルやけん!」と、ちょっと軽めに思ってた私ですが、「アイ、アイ、アイ…!」とセックス・ピストルズが彼らの「Stepping Stone」をがなり立ててるのを聴いた途端、その認識を新たにしました。ライノ・レコーズからリリースされた「Listen to the Band」は、モンキーズの魅力を最大限に伝えるボックス。そのタイトル・ナンバーは、ナッシュヴィル産の高揚感に満ちた素晴らしいナンバー。「すてきなミュージック」の邦題でシングルとしてリリースされましたね。
1967♪Summer Wine♪Nancy Sinatra
1967
60s
米国シングル「Sugar Town」のB面だが、日本ではA面としてリリース、ナンシー・シナトラとリー・ヘイズルウッドのデュエット「Summer Wine」は67年大ヒット。ナンシーの甘ったるく悩ましい歌声と、リーの如何わしく響く低音が、オーケストラの官能的な旋律に抱かれ、とろり溶け合う。イチゴに、チェリー、天使のキス、そんな春の恵みがもたらしたサマー・ワインを、オイラも是非味わいたいな。95年5月のプレイボーイ誌、54歳のナンシーは、魅惑の熟女ヌードを披露。その魅力にメロメロ、彼女は永遠のセクシー・ダイナマイト! リーはアン・マーグレットともデュエット・アルバム「The Cowboy & the Lady」を69年にリリース。こちらも気になりますね。
1968♪Apricot Brandy♪Rhinoceros
1968
60s
ライノセラスは、ジョン&リー&ザ・チェックメイツのジョン・フィンリー、バッファーロー・スプリングフィールドのダグ・ヘイスティングス、アイアン・バタフライのダニー・ワイズとジェリー・ペンロッドなどで結成されたバンドで、スーパーグループとの触れ込みだがちょっぴり地味かな。でも、彼らの68年大ヒット・シングル「Apricot Brandy」は、ゴリゴリと武骨なフレーズ、凄まじい破壊力で圧倒する、胸のすくようなギター・インスト。ダニー・ガットンのテレキャスターが炸裂するカヴァーは、エレクトラ40周年記念アルバム「ルバイヤート」に収録。作者の一人マイケル・フォンファラはルー・リードとの活動でおなじみですね。
1969♪See♪The Rascals
1969
60s
60年代を代表するブルー・アイド・ソウル・グループ、ラスカルズの69年アルバム「See」からシングル「See」は、東洋的なきらめきのイントロ、様々なエッセンスを吸収し一気に花開く芳醇な黒いフイーリング、躍動感溢れる力強いサウンドに歓喜する。不思議なジャケットは、ベルギーのシュルレアリスムの画家、ルネ・マグリットの「大家族」。彼の作品は、ジェフ・ベック・グループの「Beck-Ola」や、リンディスファーンのアラン・ハルの「Pipedream」など、ユーモラスな驚きに溢れてますね。ジャクソン・ブラウンの「Late for the Sky」も、マグリットからインスパイアを受けたとは知らなかったなぁ〜。
1966♪Psychotic Reaction♪Count Five
1966
60s
ヤードバーズやストーンズ、ザ・フーなど、ブリティッシュ・ビートの影響を多大に受けた、カリフォルニア州サンノゼ出身のバンド、カウント・ファイヴ。こちらを見下ろすクールな視線がカッコいいジャケット、彼らの66年シングル「Psychotic Reaction」は、荒ぶる黒いビート、妖しい音色のハーモニカ、ズンドコズンドコ猥雑極まりない暴走サウンドが、脳天を貫く、刺激的なガレージ・ロック・クラシック。トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズやテレヴィジョンのカヴァーがありますね。
1970♪Eight Miles High♪The Byrds
1970
60s
ジョン・コルトレーンやラヴィ・シャンカルに影響を受けたという、ザ・バーズの66年大ヒット・シングル「霧の8マイル」は、メラメラと燃える12弦ギターの幻覚的なフレーズに陶酔する、サイケデリック・ロック、ラーガ・ロックを代表するナンバー。70年の「タイトルのないアルバム」では、忙しなく叩き付けるドラム、うねる躍動的なベースライン、独特のフレーズがちょっぴり顔を出すものの、原形をとどめないほどグチャグチャに溶解したギター、ロジャー・マッギン、クラレンス・ホワイト、ジーン・パーソンズ、スキップ・バッティンによる、ジャム・バンドと化したザ・バーズの物凄いライヴ演奏に酔い痴れる事が出来ます。
1967♪Pretty Ballerina♪The Left Banke
1967
60s
甘く切ないメロディに胸キュン、66年大ヒット・シングル「いとしのルネ」でおなじみ、ニューヨーク出身のバロック・ポップ・バンド、ザ・レフト・バンク。リーダーのマイケル・ブラウンが奏でるハープシコードのメランコリーでカラフルなサウンドは、当時の音楽シーンの中でも際立った存在でした。続くシングル「Pretty Ballerina」もまた大ヒット、不思議の国へ誘い込むような歌声に、夢見る心地のサウンドが、淡い恋心をくすぐる。ジョン・クーガー・メレンキャンプも86年シングル「Rain on the Scarecrow」のB面でカヴァー。このCD未収録曲がコレクター心をくすぐるね。

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