私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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▼ラモーンズのハチャメチャにぶっ飛んだロックンロール讃歌「Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?」

ibushigin records My Favorite Classic Rock: いぶし銀レコードの気になるクラシック・ロック
1981♪This Is Radio Clash♪The Clash
1981
西洋のオバケの登場シーンに良く使われるようなコミカルなイントロが鳴って、「あ″〜〜」とジョー・ストラマーの咆哮。81年11月リリース、「This Is Radio Clash」は、アルバム「Sandinista!」から約1年、待ちに待ったザ・クラッシュのシングル。先の「The Magnificent Seven」でおなじみとなったラップ、さらにヒップホップの要素を大胆に取込み、クラッシュならではの扇動的なビートで畳み掛けるファンキーなナンバー。
1980♪Beat Crazy♪Joe Jackson
1980
03年アルバム「Volume 4」のリリースで、初期の3枚は、グラハム・メイビー、デイヴ・ホウトン、ギャリー・サンフォードによる、バンドとしてのアルバムだったんだと気付かされたジョー・ジャクソン・バンド。私のお気に入りは、80年の強烈なレゲエ・ナンバー「Beat Crazy」、グラハム・メイビーのうねうねとうねるベースが最高にご機嫌。彼はジョー・ジャクソンとの作品の他にも、マーシャル・クレンショウやナタリー・マーチャント、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツと活動を共にするなど、その人気ぶりが伺えます。
1989♪Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah♪The Pogues
1989
荒くれシェイン・マガウアンがぶっきらぼうにがなり立てれば、こちらも負けじと熱く「イェ〜ィ、イェッ、イェッ、イェ〜♪」、シンプルでエキサイティングな掛け声、強靭なバネのようなビートが 大きなエネルギーとなって迫り来て、熱狂の渦に巻き込むアイリッシュ風ノーザン・ソウル・パンクは、ザ・ポーグスの88年シングル「Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah」。同CDシングル収録、スパイダー・ステイシーがヴォーカルを担当した、パンキーでアコースティックなストーンズのカヴァー「Honky Tonk Women」も最高ばい!
1980♪Butcher Baby♪Plasmatics
1980
痛快な「ワン・トゥー・スリー・フォー!」の掛け声で、パンクが停滞していた音楽シーンに、風穴を開けた。そして、77年、ニューヨークで結成されたウェンディ・O・ウイリアムズ率いるプラズマティックスは、「いち・にっ・さん・しっ!」の掛け声とハードコアなパンクで度肝を抜いた。ヒョウ柄のビキニ・パンティ、申し訳程度にクリームを塗って隠した乳首、あぁ〜全裸同然。ブンブンと唸る毒々しいアナーキーなバンドの演奏に、揺れるウェンディ嬢のおっぱい、チェーンソーを高々と振り上げ、恍惚の表情を浮かべ、ギターを真っ二つにぶった切る過激なパフォーマンス。例の掛け声は、日本人ベーシスト船原長生さんのもの。
1980♪Careful♪The Motels
1980
カリフォルニア州バークレー出身、お色気たっぷりのお姉さまマーサ・ディヴィス率いるザ・モーテルズは、79年アルバム「Motels」でデビュー。プールサイドで得意げにポーズをとる超熟女の水着姿が一際目立つジャケットは写真家エリオット・ギルバートの作品。続く80年セカンド「Careful」は、鮮烈な色使い眩しい英国のポップ・アーティスト、ダギー・フィールズのカヴァー・ペインティング。モーテルズのアルバム・カヴァーはモダンな感覚に満ちている。
1980♪Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?♪Ramones
1980
ラジオのダイヤルをくるくる、チューニングがピッタリ合ったところで「ダッ、ダッ、ダダダッ、ダダダダッ…」とドラムが勢い良く突っ走れば、キーボードが負けじと追随、ブラスが囃し立て、圧倒的なパワーでどっと押し寄せる音の洪水。フィル・スペクターがプロデュースした、ラモーンズのハチャメチャにぶっ飛んだロックンロール讃歌「Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?」。キンクスの「Around the Dial」やビー・バップ・デラックスの「Modern Music」なども、チューニング音から始まるロック・ナンバーですね。
1993♪Love Is Stronger than Death♪The The
1993
胸に響く繊細なアコースティック・ギターの調べ、深淵から届くマット・ジョンソンの叫びがヒリヒリと伝わり、暗がりを仄かに照らすかのようにベースがボツンと鳴る。おぼつかない鼓動、暖かみのあるハモンド・オルガンが辺りの空気を揺らし、救いを求めるかのようなジョニー・マーのハーモニカの音色が響き渡る。そして、そのすべてが一瞬にして吸込まれ沈黙。冴え渡り悲しみを癒す、素晴らしいバラッドは、ザ・ザの93年アルバム「Dusk」から、3枚目のシングル「Love Is Stronger than Death」。
1979♪Girl of My Dreams♪Bram Tchaikovsky
1979
ライノのコンピレーション「POPTOPIA!: Power Pop Classics of the '70s」にも収録されている、ブラム・チャイコフスキーの79年シングル「Girl of My Dreams」は、甘酸っぱいメロディに「ジャカジャァ〜ン♪」とハートときめく開放的なギターのフレーズが胸を熱くするパワーポップの名曲。彼はジェイク・リヴィエラが設立したレイダー・レコードから「パワー・ポップの仕掛け人」「脅威の黒い影」と2枚のアルバムをリリース。ジ・インメイツなどと共に驚きのCDリイシューされたが、今では希少盤。

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▼近未来SFアクション映画「ローラーボール」のワクワクするオープニング、バッハの「トッカータとフーガニ短調」

ibushigin records My Favorite Classic Rock: いぶし銀レコードの気になるクラシック・ロック
1938♪Sing, Sing, Sing♪Benny Goodman
1938
「ドンドン、ドコドコ、ドン、ドドンド、ドン♪」と躍動感溢れるドラムス、トロンボーンに、トランペット、サキソフォーンが競い合うようにぶっといフレーズを奏で、クラリネットが魅惑の音色で恋の炎を焚き付ける。もう居ても立っても居られない、腰を大胆に振り振り、手足を大きく広げ、身をくねらせ飛び跳ね、思うがままに踊り明かそう。ベニー・グッドマン楽団のスウィング・ジャズの傑作「Sing, Sing, Sing」は、ジャズ・ミュージシャン、ルイ・プリマの作品。彼がニューオーリンズ出身と言うのも納得、快楽に満ちた賑やかなナンバーですね。
1986♪Peter Gunn♪Duane Eddy
1986
デジタルなラテン風味のリズムに、ズンズンズンズンズン♪とクールなビート、奥深い低温エコーがお腹に響いて気持ちいいデュアン・エディのトゥワンギー・ギター、エンジンのスタート音、口笛、そして、不気味なギミックをふんだんに盛り込んだ、ひっちゃかめっちゃかアヴァンギャルド・ポップ、アート・オブ・ノイズの86年大ヒット・シングル「Peter Gunn」は、ご存知ヘンリー・マンシーニ作、私立探偵物テレビドラマのテーマ曲。ブルース・ブラザースやエマーソン・レイク&パーマーのカヴァーでおなじみですね。
1972♪Also Sprach Zarathustra♪Deodato
1972
リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」は、スタンリー・キューブリック監督の68年映画「2001年宇宙の旅」のサウンドトラックに使われ、誰もが知るクラシック音楽となりましたね。72年、このナンバーをジャズ風にアレンジし、グルーヴィに飛翔させたのが、ブラジル出身のミュージシャン、エウミール・デオダート。CTIレコードから、ジョン・トロペイ、ビリー・コブハム、スタンリー・クラークなどが参加した壮大なクロスオーバー。デオダートは、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのケビン・ローランド88年ソロ「The Wanderer」をプロデュースしてます。
1975♪Toccata and Fugue in D minor, BWV 565♪Andre Previn
1975
暗闇に照らされるスポットライト、突如パイプオルガンの劇的なイントロ、やがて音楽は重厚さを増し、「Rollerball」のタイトルが白く抜かれる。場内が次第に明るくなり、審判をはじめとする関係者が続々と集まり整然と持ち場に付く。電光掲示板には「ヒューストン VS マドリッド」、ザワザワとざわめく観客席、バイクの爆音が鳴り響き、ガタガタと床を滑らすローラー、漆黒にピカリと光る鋲グローブ、地元チームをやんやの大歓声が出迎える、観客が期待する壮絶なゲーム「ローラーボール」。バッハの「トッカータとフーガニ短調」を使った、ノーマン・ジュイソン監督の近未来SFアクション映画のワクワクするオープニング。
1976♪Tsugaru Tour♪Akiko Yano
1976
切手をあしらったジャケットには、気品漂わせる平安風美人のイラスト、背景の鮮やかな赤が強烈な印象を残す、生き生きと世界へ羽ばたく「21歳の日本少女」、矢野顕子の76年衝撃的デビュー・アルバム「ジャパニーズ・ガール」。うねうねとしたリズムに、ギターが喜々としてレゲエを刻み、津軽民謡から「ホーハイ、ホーハイ、ホー♪」とのコブシに酔い痴れる、ミクスチャー・ナンバー「津軽ツアー」。アルバム「Time Loves A Hero」頃のリトル・フィート相手に、付いておいでとぐいぐい引っ張る、天晴れ!アッコちゃん。
1963♪Amen♪Jerry Goldsmith
1963
アリゾナの荒れ果てた土地に教会を建てようと頑張る東ドイツからやって来た修道女たちだが、女手だけではちっとも捗らず、ふとしたことから出会った行きずりの黒人青年ホーマー・スミスをつかまえ、教会を建設を手伝わす、ラルフ・ネルソン監督の63年映画「野のユリ」。マリア院長とホーマーのやり取りがコミカルで、彼女が「シュミット! シュミット!」と呼べば、ふてくされた表情のホーマーがとっても妙でおかしかったな。ジェリー・ゴールドスミスが、黒人霊歌「エーメン」を基調としたスコアを仕上げ、心温まるストーリーをいっそう味わい深いものにしてます。
1979♪Rhapsody in Blue♪Woody Allen
1979
「第1章。彼はニューヨークを愛している…。いや、こうしよう…」とあれやこれや奮闘、小説執筆中のライター、アイザックの台詞。アメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィンが作曲したシンフォニック・ジャズ「Rhapsody in Blue」の流れに沿って、摩天楼、ネオンサイン、タクシー、クイーンズボロ橋、ダイナー、ダウンタウン、煙、フェリーボート、NY近代美術館、セントラル・パーク、ブロードウェイ、野球場、花火と、コントラストの強いモノクロームの映像が目まぐるしく移り変わる。ウディ・アレンの79年映画「マンハッタン」の冒頭のシーンは、アイ・ラブ・ニューヨークで惹き付けられる。
1979♪I.T.T.♪Fela Kuti
1979
陶酔に誘い込む巡り巡るフレーズに、「あぁい、てぃー、てぃー♪」「いんたぁ〜なしょなる、てぃーふ♪」と強烈なナイジェリアなまりの英語が飛び込んでくる。ズシズシと押し寄せるヘヴィなリズム、熱に浮かされるコーラス、狂おうしいサキソフォーン、焚き付けるようなワイルドな節回しが、混沌としたグルーヴを生み出す。ナイジェリア出身のミュージシャン、フェラ・クティの79年ナンバー「I.T.T.」は、ぐらぐらと沸き上がるアフロビートがすべての大地を揺るがす。

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