私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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▼あなたはラトルズを受け入れられるか? 受け入れられないか?

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1978♪四人もアイドル♪ザ・ラトルズ♪The Rutles
1978♪四人もアイドル♪ザ・ラトルズ♪The Rutles
1978
☆ Words of Innespiration
♪ Shangri-La - The Rutles
♪ Cheese And Onions - The Rutles
♪ Piggy In The Middle - The Rutles
♪ How Sweet to be an Idiot - Neil Innes
♪ Godfrey Daniel - Neil Innes
♪ I’m the Urban Spaceman - Bonzo Dog Band
95年11月〜96年10月にかけて、世界中を大興奮させたザ・ビートルズの未発表曲やデモ、別テイクを収めた「Anthology」シリーズ。でも、私はあのバンドの新作を待ちに待っていました。そう、ザ・ラトルズのアルバム「Archaeology」。アンソロジーならぬアーキオロジー(考古学)とは大笑い。 ビートルズのパロディ・バンド、ラトルズのメンバーは、ロン・ナスティ、ダーク・マックィックリー、スティッグ・オハラ、バリー・ウォムのFAB4に似せた4人。しかし、その実態は、ボンゾ・ドッグ・バンドのニール・イネスとモンティ・パイソンのエリック・アイドル、リッキー・ファター、ジョン・ハルシー、そして、助っ人としてパトゥやケヴィン・エアーズとの活動で知られる凄腕ギタリスト、オリー・ハルソールです。 78年、架空のバンド、ラトルズのモキュメンタリー「オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ」が話題となり、そのサウンドトラック「4人もアイドル」がリリース。偉大なるグループ、ビートルズを笑い飛ばすとは何たることや! 音楽的な背景を何も知らなかった当時の私は腹立たしく思ったものでした。 しかし、レコード・コレクターズの特集「裏ビートルズ:ボンゾ・ドッグ・バンド〜モンティ・パイソン」や、オリジナルにボーナス・トラックを加えライノ・レコーズからリイシューされた「The Rutles」、世界初のCD化となったニール・イネスの傑作「Off The Record」、ラトルズの出発点となったエリック・アイドルとニール・イネスの「The Rutland Weekend Songbook」など、 彼らの音楽的背景が次第に明らかになり、いつの間にか私の大のお気に入り。 さて、そのラトルズのアルバム、78年「The Rutles」からは、硬質なギターリフがイカしたビート・ナンバー「Goose-Step Mama」、ベートーヴェンじゃなくて陽気なシューベルト「Blue Suede Schubert」、軽快で開放感溢れるギターにうっとり「I Must Be In Love」、あれっ! と聞き慣れたはずのフレーズがひっくり返る「With A Girl Like You」、鼻に詰まった長閑な歌声が微笑ましカントリー調の「Living In Hope」、ゆらゆらと揺らめくラーガ・ロック「Nevertheless」、フランス国家「ラ・マルセイエーズ」ならぬ、権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた♪の「ジョン・ブラウンの屍」に思わずずっこけるイントロ「Love Life」、強烈にヘヴィーで幻覚的な「Piggy In The Middle」、極上の気分にしてくれるセンチメンタルな名曲「Cheese And Onions」、ギターが小気味良く踊る熱気を帯びたロックンロール「Get Up And Go」など。 96年「Archaeology」からは、しっとりと美しい旋律の中にもちょっぴり苦みが効いたバラッド「Questionnaire」、60年代中期を彷彿とさせる哀愁漂うフォーク・ロック「Lonely-Phobia」、ジョージの「I Me Mine」のように曲が転調、緊迫感溢れるハードなブルース「Hey Mister!」、捻くり具合は巡り巡ってXTCにも通ずるサイケ・ポップ「The Knicker Elastic King」、ヘヴィーなリフがずっしりのしかかるクールでダークな「Eine Kleine Middle Klasse Musik」、グニャグニャと蠢くビート、よろめく陶酔感「Joe Public」、懐かしい遊園地に迷い込んだかのような、朗らかなオーケストラがやさしく包む、豪華でウキウキさせてくれる大作「Shangri-La」、蕩けるように心地良いバラッド「Don't Know Why」など。どれもこれもビートルズそっくりなんだけどハズし方が絶妙、思わずくすっとくすぐられる極上のパロディ・センスに、流石と唸る。 あなたはラトルズを受け入れられるか? 受け入れられないか? 今後の音楽の楽しみ方を左右しかねないとてつもないアルバムですぞ! さぁ、みんな一緒に「オール・トゥギャザー・ナウ、1・2・3! らぁ〜・でぃ・どぅ・だぁ、らぁ〜・でぃ・だぁ! ヒア・ウイ・アー・イン・シャングリ・ラ!」
1967♪ゴリラ♪Bonzo Dog Band♪ボンゾ・ドッグ・バンド
1982♪オフ・ザ・レコード♪Neil Innes♪ニール・イネス
1976♪ラトランド・ウィークエンド・ソングブック♪Eric Idle & Neil Innes♪エリック・アイドル&ニール・イネス

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▼ジャクソン5絶頂期の凄さがこれでもかと言わんばかりに伝わってくるライヴ盤「Live At The Forum」

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2010♪Live at the Forum♪Jackson 5♪ジャクソン5
2010
☆ Jackson 5
♪ I Want You Back/ The Love You Save/ Never Can Say Goodbye/ I’ll Be There - Jackson 5
♪ Walk On + The Love You Save - Jackson 5
♪ I Don't Know Why - Stevie Wonder
♪ Uptight + Satisfaction
- The Rolling Stones & Stevie Wonder
♪ I Want You Back
- Graham Parker and the Rumour
♪ State of Shock + It's Only Rock'n' Roll - Mick Jagger & Tina Turner
ヒップ・オー・セレクトから発売された、ジャクソン5の「Live At The Forum」は、70年6月と72年8月のステージを収録したライヴ・アルバム2枚組。1枚目の「June 20, 1970 Record-Breaking Show!」を聴いてて、「あれっ、これストーンズのメタモーフォシスに入っていたよね!」と驚いたのが「Don't Know Why I Love You」。 「Metamorphosis」は、ストーンズのデッカ時代の未発表曲・別テイク集。彷徨う霧の中、放たれる凛としたギターのイントロ、懇願するようなミックの歌声がぐっと胸に迫る珠玉のソウル・バラッドを、ストーンズは「I Don't Know Why」のタイトルで69年6月にレコーディング、するとこのナンバーは「Let It Bleed」のアウトテイクだったのね。75年にはシングル・カットされるほどの好ナンバー。でも、もともとはスティービー・ワンダーのナンバーで、68年アルバム「For Once In My Life」に収録されていたとは知らなかったなぁ。ジャクソン5はこちらをお手本にしたみたいですね。 さて、ジャクソン5のライヴ1枚目「June 20, 1970 Record-Breaking Show!」は、69年「Diana Ross Presents The Jackson 5」、70年「ABC」と立て続けにアルバムをリリース、「帰ってほしいの」「ABC」「小さな経験」と大ヒット・シングルを連発! 破竹の勢いで人気者になった彼らのステージには凄まじさが感じられます。トラフィックの「Feelin' Alright」やミラクルズの「Who's Lovin' You」、ディズニー映画「南部の唄」というよりも、フィル・スペクターがプロデュースしたボブ・B・ソックス&ザ・ブルー・ジーンズのヴァージョンでおなじみ「Zip-a-Dee-Doo-Dah」、アイズレー・ブラザーズの「It's Your Thing」、ジェームス・ブラウンの「There Was A Time」、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの「Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)」と、ファンク色の強いレパートリーが目立ちます。 ライヴ2枚目「August 26, 1972 Return Engagement!」は、70年「Third Album」「Jackson 5 Christmas Album」、71年「Maybe Tomorrow」「Goin' Back to Indiana」とアルバムをリリース、一方、マイケルも、72年「Got to Be There」「Ben」とソロ・アルバムをリリース、その快進撃は留まることを知らず、人気を決定付けました。さらに「アイル・ビー・ゼア」「ママの真珠」「さよならは言わないで」「シュガー・ダディ」「ベンのテーマ」と大ヒット・シングルも生まれ、ステージはヒット曲オンパレード。 この時期になると、サイモン&ガーファンクの「Bridge Over Troubled Water」やキャロル・キングの「You've Got a Friend」、ビル・ウィザースの「Ain't No Sunshine」のレパートリーも加わり、シンガー・ソングライター時代の到来も感じさせます。それにしてもステージに浴びせられる黄色い声援の凄まじいこと! ジャクソン5の絶頂期の人気の凄さがこれでもかと言わんばかり伝わって来ますよ。
1968♪For Once In My Life♪Stevie Wonder♪スティービー・ワンダー
1975♪Metamorphosis♪The Rolling Stones♪ザ・ローリング・ストーンズ
1979♪Squeezing Out Sparks + Live Sparks♪Graham Parker♪グレアム・パーカー

▼ザラザラとざらついた変化自在のギターが時空をも震わす、モントローズのギター・サウンド

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2000♪The Very Best of Montrose♪Montrose♪モントローズ
2000
☆ Welcome to RONNIELAND
☆ Harry Rossit memorabilia
♪ Rock The Nation - Ronnie Montrose
♪ Bad Motor Scooter - Montrose
♪ Space Station #5 - Ronnie Montrose
♪ I Got the Fire - Montrose
♪ Rock Candy - Ronnie Montrose
全米ナンバー1の大ヒット、ロック・インストゥルメンタル・ナンバー「フランケンシュタイン」を収録したエドガー・ウィンター・グループの72年アルバム「They Only Come Out At Night」。このレコーディングに参加したギタリスト、ロニー・モントローズは、73年、サミー・ヘイガー、ビル・チャーチ、デニー・カーマッシらと、自らのバンド、モントローズを結成。様々なメンバー・チェンジ、音楽的変遷はありますが、「The Very Best of Montrose」は、アメリカン・ハード・ロック・バンド、モントローズの5枚のアルバムから選ばれた優れたベスト盤です。 ドゥービー・ブラザーズやヴァン・ヘイレンでおなじみ、ワーナー・ブラザーズ・レコードのテッド・テンプルマンにプロデュースを依頼した、73年、鮮烈のデビュー・アルバム「Montrose」から、そのスピードは雷鳴轟く稲妻の如し、すべてを蹴散らし、驀進する未来のマシン、ザラザラとざらついた変化自在のギターが時空をも震わす怒濤のオープニング・ナンバー「Rock the Nation」、アクセルをぐいぐい振り絞り、颯爽と駆け抜ける気持ち良さ、へヴィーなモーター・スクーター「Bad Motor Scooter」、漆黒の宇宙へ向けて飛び立つ無敵のスペース・シップ「Space Station #5」、 レッド・ツェッペリンを思わせるような、すべてをなぎ倒す重量級ハードロック「Rock Candy」。74年、テッド・テンプルマンとロニーのプロデュースによるセカンド・アルバム「Paper Money」から、鋭く切り裂くハードなギターにくらくら「I Got the Fire」、サミー・ヘイガーの狂おうしいヴォーカル、大きな広がりを見せるミディアム・テンポのヘヴィーな「Spaceage Sacrifice」、ニック・デカロがメロトロンで参加、情緒豊かなバラッド「We're Going Home」、野生を呼び起こす躍動感溢れるリズムに、獲物を狙う狡猾さ「Paper Money」。75年、新たなシンガー、ボブ・ジェイムスを迎え、ロニー自らがプロデュースした「Warner Bros. Presents」から、アメリカン・プログレみたいにポップで親しみやすい「All I Need」、ストーンズもやってた、キャッチーに飛び回るエディ・コクランのナンバー「Twenty Flight Rock」、スライド・ギターがねっとり熱を帯びる、猥雑で泥臭いスワンプ・ロック「Clown Woman」、セクシャルでファンキーな「Dancin' Feet」。76年、ジャック・ダグラスのプロデュース、スキャンダラスなヒプノシスのジャケットが話題を呼んだ「Jump On It」から、ネイティブで荒削りなサウンドが闘争心を駆り立てる「Let's Go」、イコライズしたヴォーカルとドライブ感溢れるギターがスリリングに突っ走る「Jump On It」、ストリングスが加わったドラマチックでメランコリックなバラッド「Music Man」。このアルバムを最後に敢え無くモントローズは解散。そして、87年、新生モントローズの「Mean」。80年代のサウンドはスッキリし過ぎちゃって、このベスト盤の流れの中では異質かな? 「The Very Best of Montrose」のイラストレーションを描いたのは、「Warner Brothers Presents」でもおなじみのハリー・ロシット。強靭な筋肉でこしらえたかのような自慢のギターを持つ獰猛な蜂はロニー・モントローズそのもの。その豪腕から繰り出される、ブンブンと豪快に唸る凶暴なギター・サウンドに、アドレナリン大放出間違い無し!
2008♪They Only Come Out At Night / Shock Treatment♪Edgar Winter Group♪エドガー・ウィンター
1973♪Montrose♪Montrose♪モントローズ
2004♪The Best of Both Worlds♪Van Halen♪ヴァン・ヘイレン

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▼アイアン・バタフライのアシッド感覚に満ちた呪術的な大作「In-A-Gadda-Da-Vida」

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1968♪In-A-Gadda-Da-Vida♪Iron Butterfly♪アイアン・バタフライ
1968♪In-A-Gadda-Da-Vida♪Iron Butterfly♪アイアン・バタフライ
1968
☆ The Official Iron Butterfly Website
♪ In-A-Gadda-Da-Vida - Iron Butterfly
♪ Karn Evil 9 - Emerson, Lake & Palmer
♪ (I Can't Get No) Satisfaction - Devo
♪ Oh Sweet Nuthin' - The Black Crowes
マーブル模様渦巻くサイケな色彩の紙ケース、真ん中に空いた楕円形の窓からチョウチョがひらひらと舞い、催眠を促す幻想的なジャケット。ライノ・レコーズからリイシューされたアイアン・バタフライの68年アルバム「In-A-Gadda-Da-Vida」は、CDショップで思わず手に取り、しげしげと眺めた驚きの1枚。紙ケースから取出せば、アイアン・バタフライのステージ・フォト。CDケースには細かい溝が掘ってあり、見る角度によって、ヴォーカル、オルガンのダグ・イングル、ベースのリー・ドーマン、ドラムのロン・ブッシー、ギターのエリック・ブランがくりくりと動き出し演奏、その背後には巨大なチョウチョがゆらゆらと舞う。そして、ヘッドホンをかけ、17分にも及ぶアシッド感覚に満ちた呪術的な大作「In-A-Gadda-Da-Vida」にくらくらと酔い痴れる。 このパッケージはレンチキュラーCDケースと呼ばれるもので、楽しい仕掛けにより、音楽のみならず、視覚に大いに訴えかける優れもの。 他にも、美しいお姉さまが綺麗なおみ足をよろめかせランジェリーがチラチラ、60年代初頭のストリップ・ナンバー集「Take It Off!: Strip Tease Classics」、地下鉄の出入口から何やら妖しげなものがモクモク、ルー・リード在籍時最後、「Sweet Jane」「Rock & Roll」「New Age」などの名曲を生んだヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「Loaded [Fully Loaded Edition]」、囚われの身のメンバーに向かって放たれる頑丈な斧、頭上の的に見事に命中! 真っ赤なエナジードームが弾け飛ぶ、なんともビックリ!? ヒヤヒヤ、ディーヴォのアンソロジー「Pioneers Who Got Scalped」、H.R.ギーガーの陰鬱で淫しな髑髏と女神がぬめぬめと交錯する、エマーソン・レイク&パーマーの傑作「Brain Salad Surgery」、70、80、90年代のパワーポップを集めたご機嫌なオムニバス「Poptopia!: Power Pop Classics」の3枚は、ケースを開きCDを取出せば、そこにはレコードプレーヤー、シングル盤がくるくる回り、トーンアームが外から内へ。これらはいずれもライノからのリイシュー。 TVTレコーズからリイシュー、懐かしのテレビ番組のテーマ曲を集めた「Television Greatest Hits」の第4集から第7集は、白黒テレビにカラーテレビ、リモート・コントロール、ケーブルテレビのブラウン管がチラチラ、ザワザワ。ダウンロードの時代にCDを手に取り、ニヤニヤ、ワクワク、嬉しさを抑えきれない私です。
1973♪Brain Salad Surgery♪Emerson, Lake & Palmer♪エマーソン・レイク・アンド・パーマー
2000♪Pioneers Who Got Scalped: The Anthology♪Devo♪ディーヴォ
1970♪Loaded [Fully Loaded Edition]♪The Velvet Underground♪ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

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