私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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▼眼をギョロリと剥き、「I Put A Spell On You」と妖しげな呪文を唱えるスクリーミン・ジェイ・ホーキンス

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1990♪Voodoo Jive: The Best of Screamin’ Jay Hawkins♪Screamin’ Jay Hawkins♪スクリーミン・ジェイ・ホーキンス
1990
☆ Okeh Album Discography
☆ Bryan Ferry - The Official Site
♪ I Put A Spell On You
- Screamin’ Jay Hawkins
♪ I Put A Spell On You
- Creedence Clearwater Revival
♪ I Put A Spell On You - Alan Price
♪ I Put A Spell On You - Bette Midler
♪ I Put A Spell On You
- Pete Townsend & David Gilmour
♪ I Put A Spell On You - Bryan Ferry
♪ I Put A Spell On You
- Shane MacGowan & Friends
♪ I Put A Spell On You
- Screamin’ Jay Hawkins
ヴードゥー教の儀式の如き、胡散臭い衣装に、不気味な髑髏のステッキ、眼をギョロリと剥き、妖しげな呪文を唱える。オドロオドロしいサウンドは聴く者を不安に陥れ、「お前に呪文を掛けるぞ!」「だって、お前はオレのもの」と狂喜に満ちた奇声を上げる、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのナンバー「I Put A Spell On You」は、56年、オーケー・レコードからリリースされました。 私は、66年「Them Again」から、クールなヴィブラフォンにうらぶれたサックスがハードボイルドな雰囲気を醸し出すゼムのヴァージョンや、68年「The Crazy World of Arthur Brown」から、奇抜な衣装で闇から手招くクレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンのサイケデリック・ブルース・ヴァージョンで、このナンバーを知り、ジム・ジャームッシュ監督の映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」で初めてオリジナルのスクリーミン・ジェイ・ホーキンス・ヴァージョンを聴きました。 他にもこのナンバーは、65年「I Put A Spell On You」から、ミステリアスで気怠くジャージーなフィリップス・レコード時代のニーナ・シモンや、65年のデビュー・シングルから、厳かで格調高いアラン・プライス・セット、66年「Animalisms」から、どす黒さ渦巻くジ・アニマルズ、68年「Creedence Clearwater Revival」から、茹だるような暑さにむせ返る熱気、狂おうしいクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、93年「Taxi」から耽美で退廃的なブライアン・フェリーのヴァージョンと実に様々なヴァージョンがリリースされています。 最近では、元ザ・ポーグスのボーカリスト、シェイン・マガウアンが、ミック・ジョーンズやクリッシー・ハインド、ニック・ケイヴ、グレン・マトロック、ジョニー・デップ、パロマ・フェイスらと、ハイチ大地震の被災者救援のために「I Put A Spell On You」を取り上げ、素晴らしいヴァージョンに仕上げています。 さて、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの音楽はどのジャンルに属するのかと調べてみれば、R&B、R&R、そしてショック・ロックとある。あぁ〜驚いちゃった!
1966♪The Price to Pay♪Alan Price Set♪アラン・プライス
1993♪Taxi♪Bryan Ferry♪ブライアン・フェリー
1965♪I Put A Spell On You♪Nina Simone♪ニーナ・シモン

▼「不正療法」とはサイコなタイトルだけど最高にイカしたドクター・フィールグッドの「Malpractice」

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1975♪不正療法♪ドクター・フィールグッド♪Dr. Feelgood
1975
☆ DR FEELGOOD - THE ARCHIVE
☆ Keith Morris Gallery - Home
♪ Route 66 - Dr. Feelgood
♪ I Can Tell + All Through The City
- Dr. Feelgood
♪ Back in the Night - Dr. Feelgood
♪ Riot in Cell Block No. 9
& I Don’t Mind - Dr. Feelgood
初めて買ったLPレコードは、ポール・マッカートニーの「Band on the Run」。その時貰ったのが「The Beatles Forever '76」という緑色の小冊子でした。ロックに興味を持ち始めたばかりの私は、ビートルズの情報が詰まったこの宝物の小冊子を隅から隅まで読みあさり、すっかり俄ビートルズ通。 巻末には東芝EMI所属アーティスト(米国からは、ザ・バンドやグランド・ファンク・レイルロード、ザ・ビーチ・ボーイズ、スティーヴ・ミラー・バンドなど、英国からは、ピンク・フロイドやロキシー・ミュージック、スウィート、ビー・バップ・デラックス、コックニー・レベルなど)のレコードを紹介されていて、さて、そろそろビートルズの他にも聴いてみたいなと興味津々。その中でも特に気になったのが、太々しい面構えの男衆が厳しい視線を送る、ちょい悪なモノクロームのジャケット、ドクター・フィールグッドの「ダウン・バイ・ザ・ジェティ」と「不正療法」。しかし、ビートルズを切っ掛けに始まった私のロックへの興味は、その後、ピンク・フロイド、ストーンズ、ウエスト・コースト・サウンド、キンクス、そして、パンクと合わせてパブロック。遅れ遅れてやっとドクター・フィールグッドのレコード「不正療法」を買ったのでした。 邦題の「不正療法」とはあまりにもサイコなタイトルだけど、ファーストに負けず劣らずストイックで最高にイカしたセカンド「Malpractice」。 オープニングは、グルーヴィーなベースラインに乗ってウィルコ・ジョンソンのギターがガツンとかますボ・ディドリーの「I Can Tell」、ウィルコとパイレーツのミック・グリーンとの共作、リー・ブリローのハーモニカもイカしてる「Going Back Home」、小気味いい縦乗りビートにスライド・ギターが心地いい「Back in the Night」、リーのだみ声がワイルドなR&R、コーラスがビート・グループ風「Another Man」、大きくうねるスライドに間髪入れずぐいぐい押し込んでくるソリッドなギターに恍惚としてくる名演「Rolling and Tumbling」、ウィルコのヨレヨレな歌声にリーのハーモニカが長閑なニューオリンズ風「Don't Let Your Daddy Know」、ボビー・パーカー作、スペンサー・デイヴィス・グループもやっていたクールでホットな「Watch Your Step」、「アッ、ハッ、ハッ、ハッ!」と呑気なノベルティ・ソングはニューオーリンズのヒューイ・ピアノ・スミス作「Don't You Just Know It」、衝撃のギターリフにノックアウト、ニヒルなギャングを連想しちゃうジェリー・リバー&マイク・ストラー作「Riot in Cell Block No. 9」、ウイルコの感情露なゴリゴリと荒削りな必殺ギターが大暴れ、ニューウェイヴ・ギター・バンドの到来を予見する「Because You’re Mine」、アルバム最後は浮き足立ったせっかちな「You Shouldn't Call the Doctor (If You Can't Afford the Bills)」でサラリとおしまい。 「Malpractice」のジャケットを撮影したのは、英国の写真家キース・モリス。 エルヴィス・コステロやニック・ロウ、ニック・ドレイク、ジョン・ケイル、マーク・ボラン、サンディ・デニーなど、印象深いジャケットを数多く撮影されてますね。
2007♪Shakin at the Beeb: BBC Sessions 1976-1978♪The Pirates♪ザ・パイレーツ
1998♪Having A Good Time♪Huey ‘Piano’ Smith♪ヒューイ・ピアノ・スミス
2010♪Bo Diddley Is A...Songwriter♪Various Artists♪Bo Diddley

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▼恥ずかしくて何度も躊躇ったが意を決していざレジへ、ロキシー・ミュージックの「Country Life」

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1974♪カントリー・ライフ♪ロキシー・ミュージック♪Roxy Music
1974
☆ ROXY MUSIC - The Official Site
♪ The Thrill of It All - Roxy Music
♪ All I Want Is You - Roxy Music
♪ Out of the Blue - Roxy Music
♪ A Really Good Time - Roxy Music
♪ Casanova - Bryan Ferry
♪ Let's Stick Together - Bryan Ferry
レコード屋へ行くたびに、必ずロキシー・ミュージックの棚をチェック、何度も何度も躊躇ったが意を決していざレジへ。恥ずかしくて買うのにかなりの勇気がいった、ロキシーの74年のアルバム「Country Life」。 ブラインド・フェイスの「Blind Faith」やスコーピオンズの「Virgin Killer」などと共に、ロックキッズを悶々とさせた有名なセクシー・ジャケットです。 目の前がパッと広がるような開放感溢れるイントロ、ヴァイオリンが狂おうしさをかき立て、バンドが一丸となって激しく突き進む迫力のオープニング「The Thrill of It All」、フェリーのハーモニカとアンディ・マッケイのサックスが長閑で心地よいメローな「Three and Nine」、ヒリヒリと刺激的なギターが勇ましいロックンロール「All I Want Is You」、催眠的リズムとエディ・ジョブソンのヴァイオリンが幽玄の世界へと導く「Out of the Blue」、ご機嫌なロキシー流ロカビリー「If It Takes All Night」、B面はがらりと雰囲気が変わってヨーロッパ的な重厚なサウンドの「Bitter-Sweet」、華麗なキーボードに厳かなオーボエが中世の扉を開く「Triptych」、 いきなりフェリーのねっとり粘るボーカルにくらくらフェロモン、グラマラスでエロティックな如何わしいロックンロール媚薬「Casanova」、幸せを胸いっぱい感じる流れるような美しいメロディにうっとり「A Really Good Time」、フィル・マンザネラのギターがギラギラ輝き、アンディ・マッケイの溌剌としたブロウが冴える、「Texas」のリフレインにテンションも最高潮!「Prairie Rose」。 センセーショナルな透け透けランジェリー姿、二人の女性ヌードのジャケットも大満足ですが、それに劣らずアルバム内容も充実の大名盤です。 そういえば、ロキシーの75年のアルバム「Siren」のジャケットを飾ったモデル、ジェリー・ホールがテキサス出身。資料によれば、このジャケット撮影が75年の夏、ウェールズで行われ、フェリーは初めて彼女に会ったとありますが、「Prairie Rose」で「Texas」とラブコールを送っていたのは偶然か? 後にミック・ジャガーと恋の鞘当てを演じたのは、ロック・ファンならご存知の有名なスキャンダルですね。 ブライアン・フェリーの「Let's Stick Together」のプロモーション・ヴィデオには、セクシーなおみ足を露に、挑発的なトラ柄ドレスが熱い、腰をくねらせ、見事なブロンドのロング・ヘアーがキラキラ輝く、妖艶なジェリー嬢が登場! フェリーとジェリーのただならぬ視線のやり取り。あぁ〜、鼻の下が伸びちゃった。
1976♪レッツ・スティック・トゥゲザー♪ブライアン・フェリー♪Bryan Ferry
1975♪サイレン♪ロキシー・ミュージック♪Roxy Music
1969♪スーパー・ジャイアンツ♪ブラインド・フェイス♪Blind Faith

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▼ホセ・フェリシアーノの60年代末から70年代中頃までのオリジナル・アルバム・リイシュー

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1971♪ザット・ザ・スピリット・ニーズ♪ホセ・フェリシアーノ♪Jose Feliciano
1971
☆ Jose Feliciano Official Site
♪ California Dreamin'/ Light My Fire
- Jose Feliciano
♪ Wild World - Jose Feliciano
♪ Light My Fire - Jose Feliciano
♪ Rain - Jose Feliciano
♪ Billy Jean - Jose Feliciano
ウーンデッド・バード・レコーズから、71年の「Encore!: Jose Feliciano’s Finest Performances」73年の「Compartments」75年の「Just Wanna Rock ‘n’ Roll」。ソニー・ミュージック・ジャパンから紙ジャケで、68年の「Feliciano!」69年の「Feliciano / 10 To 23」71年の「That the Spirit Needs」74年の「And The Feeling’s Good」。ビート・ゴーズ・オン・レコーズから、66年の「A Bag Of Soul + Fantastic Feliciano」69年の「Alive Alive-O!」69,70年の「10 To 23 + Fireworks」と、ホセ・フェリシアーノの60年代末から70年代中頃までの充実期のオリジナル・アルバム・リイシューが相次いで開始。ベスト盤ばかりが乱立していたホセだけに、とても嬉しい再発ですね。その中から、神話の世界に紛れ込んだかのようなジャケットがほのぼのさせる、71年の「That the Spirit Needs」は、儚さを印象づける感傷的なメロディからぐいぐいと遙か天空の高みに舞い上がる感動的な「Come Down Jesus」、大空に羽ばたく伸びやかな歌声、シンガー・ソングライター時代の到来の見据えたロック・テイスト溢れる「The Spirit」、しなやかなラテンの香りでやさしく包んだキャット・スティーヴンスの大ヒット・ナンバー「Wild World」、エルトン・ジョンのゴスペル調のバラードをより味わい深く「Border Song」、スパニッシュ・ギターの調べが哀愁を誘う、情熱的な素晴らしいナンバー「Only Once」、エレクトリック・ギターが唸りをあげ、ゴスペル調のコーラスが高揚感を煽る、エルトンとはまたひと味違う泥臭さの「Take Me to the Pilot」、感情の起伏を表すよに、ゆっくりと忙しなさが繰り返す印象的な「She Let Me Down」、切々と歌い上げるホセ、ゆったりとしたオーケストレーションが心地いい「Daytime Dreams」、スティール・ギターとエレクトリック・ギターの絡みにうっとりするカントリー風の「My Last Farewell」、サイケデリックとソウルが同居したかのような陶酔感が気持ちいい「Mellow Feeling」、ノリノリのホットなエレキ、ご機嫌なスワンプ・ロック「Pay Day」と、 当時のミュージック・トレンド、新進気鋭のシンガー・ソングライターだったエルトン・ジョンやキャット・スティーヴンスのナンバーや、英米ロックが果敢に挑戦したスワンプ・ロックを取り上げ、自らのラテン・テイストを見事にブレンドした素晴らしいアルバムです。 世界的にホセ・フェリシアーノの名を知らしめたドアーズの「ハートに火をつけて」や日本で大ヒットした「雨のささやき」、また、最近はクラブで人気なスティーヴィー・ワンダーの「ゴールデン・レディー」などで、彼に興味を持たれた方は是非オリジナル・アルバムの素晴らしさも体験してね!
1973♪Compartments♪Jose Feliciano♪ホセ・フェリシアーノ
2008♪Tea for the Tillerman♪Cat Stevens♪キャット・スティーブンス
2008♪Elton John [Deluxe Edition]♪Elton John♪エルトン・ジョン

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