私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

TOPRSS
トップ 201005
 

▼妖艶に光るヒップなちょい悪オヤジのソウルフルな「恋のダイヤモンドリング」

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1971♪紐育市 (お前は女さ)♪アル・クーパー♪Al Kooper
1971
☆ Al Kooper
♪ This Diamond Ring - Al Kooper
1971♪紐育市 (お前は女さ)♪アル・クーパー♪Al Kooper
アル・クーパーの名前を知ったのは、ボブ・ディランの「ブロンド・オン・ブロンド」でもなければ、マイク・ブルームフィールドとの「スーパー・セッション」でもない。彼の76年のアルバム「倒錯の世界」が一番最初。一瞬ギョッとする悩ましげなジャケットは、男女の頭をすげ替えたちょっぴ悪趣味もの! でも大いに注目されましたよね。 他にもアルは、ブラスを大胆に取り入れたロック、ブラッド・スウェット&ティアーズのファースト・アルバム「子供は人類の父である」では、メンバー全員がそっくり同じ顔の子供を膝の上に乗せたギミック的なもの。 スーパー・グループの先駆け、かの有名なライヴ・アルバム「フィルモアの奇蹟」では、最もアメリカ的なイラストレーター、巨匠ノーマン・ロックウエルに描いてもらい、ファースト・ソロ「アイ・スタンド・アローン」では自らが自由の女神に扮し戯けて、「早すぎた自叙伝」では、まるでミイラのような年老いたロックンローラーに変貌。 「イージー・ダズ・イット」「紐育市 (お前は女さ)」「赤心の歌」といった自己陶酔的なジャケットは、シンガー・ソングライター全盛期ならではのものか、と言った具合にジャケットに対して大いに思い入れがあるようですね。そんなアル・クーパーの大好きなナンバーはやっぱり「恋のダイヤモンドリング」。偉大なるコメディアン、ジェリー・リー・ルイスの息子ゲイリー率いる、ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズが65年に放った大ヒット曲。作者アルは「倒錯の世界」でセルフ・カバー、妖艶に光るヒップなちょい悪オヤジのソウルフルな「恋のダイヤモンドリング」はぞくぞくするほどかっこいい。後に、ゲイリーの初恋に浮かれるようなフワフワ気分の「恋のダイヤモンドリング」を聴いた時、あまりの落差にびっくり! まぁ、これはこれでのどか雰囲気が大好きなんだけどね。 ブルース・プロジェクトに、ブラッド・スウェット&ティアーズ、ソロ、それから、プロデュースを手掛けたレーナード・スキナード、セッションに参加したストーンズの「無情の世界」、はたまたキング・クリムゾンの「ハートビート」まで、アル・クーパーの主だった仕事を網羅したライヴ・アルバム「Soul of a Man: Al Kooper Live」も是非お薦めですよ。
1976♪Act Like Nothing's Wrong♪Al Kooper♪アル・クーパー
1972♪早すぎた自叙伝♪アル・クーパー♪Al Kooper
1995♪Soul of a Man: Al Kooper Live♪Al Kooper♪アル・クーパー

American | | |ページ上部へ

▼可愛らしくてエッチなベティ・ライトにぞっこん!

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
2000♪The Very Best of Betty Wright♪Betty Wright♪ベティ・ライト
2000
☆ TK Records Story
♪ Shoorah Shoorah - Betty Wright
様々なソウル・コンピレーションに収録されている、71年、ベティ・ライトの大ヒット曲「Claen Up Woman」。このナンバー、軽快なサウンドに粘り着くようでくぐもった彼女のハスキー・ボイスが癖になる。ここに紹介するベスト盤「The Very Best of Betty Wright」には可愛らしくてエッチな彼女の魅力が満載。 68年発表の「Girls Can't Do What the Guys Do」や「He's Bad, Bad, Bad」には、まだまだサザン・ソウルの香りがするものの、70年代のナンバーには、他のレディ・ソウルとはひと味もふた味も違う彼女ならではの個性に満ちあふれています。 それは、米国南部の保養地、フロリダ州マイアミに拠点を置くT.K.レコーズ、その傘下のアルストン・レコーズならではの個性でもあるのでしょう。 T.K.レコーズのヒット曲と言えば、K.C.&ザ・サンシャイン・バンドの「Thats The Way」、ジョージ・マックレーの「Rock Your Baby」、ビギニング・オブ・ジ・エンドの「Funky Nassau」、ティミー・トーマスの「Why Can't We Live Together」など、その土地柄のようにご機嫌なナンバーがいっぱい! 他にも、グウェン・マックレーやフォクシー、ラテイモア、ピーター・ブラウンなどなど、ジェームス・ブラウンやロニー・スペクターの大御所も一時期所属したというから、当時のT.K.の勢いが伺えますね。 さて、ベティ・ライトのベスト盤には、「I'm Gettin' Tired Baby」「Baby Sitter」「Let Me Be Your Lovemaker」など、そのタイトルからも色っぽさが香るセクシー・ナンバーのクレジットを見れば、そこにはクラレンス・リードの名が…。この人はブロウフライという変名で下ネタのレコードを数多く出しているというから、こちらも気になりますね。 そして、私のお気に入りは、フランキー・ミラーも74年のアルバム「High Life」で、ノリノリでキメていたアラン・トゥーサン作の「Shoorah! Shoorah!」。目下、このナンバーが収録されたベティ・ライトの74年のアルバム「Danger High Voltage」を探していますが、かなりのプレミアが付いてるぞよ! うぅ〜、ウォンテッド!
1998♪Danger High Voltage + This Time It's Real ♪Betty Wright♪ベティ・ライト
1990♪Get Down Tonight: Best of T.K. Records♪Various Artists♪Timmy Thomas, Gwen McCrae, Anita Ward
1974♪Frankie Miller's High Life♪Frankie Miller♪フランキー・ミラー

▼ターン・テーブルでくるくる回るルーレット・レコーズ

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1998♪The Roulette Story♪Various Artists♪Chuck Wood
1998
☆ The Roulette Story
♪ Seven Days Too Long - Chuck Wood
ターン・テーブルでルーレットがくるくる回る。ルーレット・レーベルは56年にニューヨークで設立レコーズ会社。ロック、ポップス・ファンには60年代のアメリカのロック・グループ、トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズが在籍したレーベルでおなじみですね。 「The Roulette Story」は、このレコード会社が放った数々のナンバーを集めた興味深いオムニバス盤です。 ディスク(1)には、ヒューゴ&ルイージののどかで古き良き時代なロカビリー「Rockabilly Party」、ジミー・ロジャースのカントリー・ヒット「Honeycomb」、ボブ・メリルのレゲエっぽいコーラスが気になるおとぼけ「Nairobi」、狼の遠吠えよろしくデュポンツのドラキュラの館にようこそ「Screamin' Ball (At Dracula Hall)」、イカしたブギウギ・ピアノが踊るジミー・ロイドの「I Got a Rocket in My Pocket」、可憐なイタリアの女優ピア・アンジェリのカンツォーネ 「Torero」、ジョージア・ギブスのみんな一緒にフラ・フープ「Hula Hoop Song」、きっと聴いたことがあるんじゃないの? プレイメイツの緩急自在なノヴェルティ・ソング「Beep Beep」、ロッカティーンズのドライブ感溢れる「Woo-Hoo」、フランキー・ライモンが歌うドゥーワップ・スタンダード「Little Bitty Pretty One」、バーバラ・マクネアのエキゾチックなソウル「That's All I Want from You」、ガールズ・グループのデリケイツのきゃぴきゃぴキュートな「Little Boy of Mine」、ケタケタと笑い声けたたましいノヴェルティ・ソングの決定版、ディヴォーションズの「Rip Van Winkle」など。 ディスク(2)はカウント・ベイシーやサラ・ヴォーンといったお行儀のいいスタンダード・ジャズ・サイド。ここはちょっと苦手なので飛ばして次へ。 ディスク(3)には、ロビー・ロバートソンのギターが唸るザ・バンド・ファンにはおなじみ、ロニー・ホーキンスの「Who Do You Love?」、アン・コールの意味深なスロー・ブルース「Don't Stop the Wedding」、胸がキュンとするようなファルセットはルー・クリスティの「Gypsy Cried」、ビートルズ・ブームにあやかったトワイライターズの「My Beatle Haircut」、ショーン・エリオットのコミカルで陽気なレゲエ「Shame and Scandal in the Family」、バディ・ホリーっぽいハラバルースの「I'm Gonna Love You Too」、ビートルズの「抱きしめたい」のフレーズが織り込まれたクリスティン・ハンターの「Santa Bring Me Ringo」、シャングリラスの男の子版パロディはデタージェンツの「Leader of the Laundromat」、ジミー・ジョーンズのコブシの効いたリズム&ブルース「Walkin'」、デレク・マーティンのゴージャスな「You Know」、ベン・アイケンのなめらかにとろけるスウィート・ソウル「Stay Together Young Lovers」、ディキシー・ドリフターのソウルフルな導き「Soul Heaven」、ビリビリとエレキに痺れるトミー・ジェイムス&ザ・ションデルズの「Hanky Panky」、親しみやすいメロディのフォーク・ロックはクワイアの「It's Cold Outside」、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズがカバーしたチャック・ウッズのご機嫌な「Seven Days Too Long」、ビリー・アイドルがパンキッシュにカバーしたトミー・ジェイムスの「Mony Mony」、ボビー・ブルームのファンキー・ブルー・アイド・ソウル「Where Are We Going」、日本で有名になる前のスリー・ディグリーズの「Maybe」、ラヴ・チャイルズ・アフロ・キューバン・ブルース・バンドの陽気なリゾート気分の「Bang Bang」、ジェイ・ブラックのアダルトな色香漂う「One Night Affair」、お父様方にはポルノ映画「グリーンドア」でおなじみ、マリリン・チェンバースのディスコ・ナンバー「Benihana」など。 ドゥーワップからロカビリー、リズム&ブルース、ソウル、ジャズ、ポップス、そしてノヴェルティなどなどと多種多様。ロックに疲れたらその合間にコミカルなナンバーでニタニタとリラックス! 回る回る、ルーレットがくるくる回る。
2006♪ビートルマニアクス!!!: ビートルズ・ノヴェルティの世界♪オムニバス♪Twiliters, Link Wray, Donnie Rae
1980♪Searching for the Young Soul Rebels ♪Dexys Midnight Runners♪デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ
2007♪Anthology♪Tommy James & the Shondells♪トミー・ジェイムス

60s | | |ページ上部へ

▼やさしいメロディにほんわか包まれる心地よさ、グレン・キャンベルの「Wichita Linesman」

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1999♪The Capitol Years 65/77♪Glen Campbell♪グレン・キャンベル
1999
☆ Meet Glen Campbell
♪ Wichita Linesman - Glen Campbell
グレン・キャンベルといえば、コカ・コーラのCM「カミング・ホーム」とくるのは、ある世代以上の方々かな? 伸びやかな声で気持ち良さそうに歌う、そのさわやかなサウンドはコカ・コーラにぴったり! コンピレーションCD「コカ・コーラCMソング集 1962-89」を見れば、グレン・キャンベル以外にも、ダイアナ・ロスやスタイリスティックスも歌っていたとはすっかり忘れていたなぁ〜。 この「Coming Home」、グレン・キャンベルのディスコグラフィーを調べてみれば、日本だけのシングル・オンリーとある。この曲の日本でのヒットに気を良くしたのかグレン御大は75年5月に来日、その公演を収録したライヴ・アルバム「Glen Campbell Live in Japan」には、ザ・カミング・ホーム・オーケストラが加わっているというから、彼のサービス精神旺盛ぶりには恐れ入っちゃいますね。 60年代後半には、「Gentle On My Mind」「By The Time I Get To Phoenix」「Wichita Linesman」「Galveston」など、数々のヒット曲に恵まれていたものの、70年代前半の低迷期、このコマーシャル・ヒットから一気にそれを脱し、75年の大ヒット曲「Rhinestone Cowboy」に結びついた訳ですね。アルバムも「Rhinestone Cowboy」「Bloodline 」「Southern Nights」と絶好調が続きましたね。 グレン・キャンベルのオリジナル・アルバムを探すのは難しいが、膨大な数のベスト盤からどれがいいかと見分けるのもまた困難。私のお薦めは彼の魅力が46曲も詰まった2枚組「The Capitol Years 65/77」。残念ながら「Coming Home」は収録されていませんがヒット曲満載、内容充実、価格はとってもリーズナブルです。 彼のヒット曲で一番好きなのはやっぱりジミー・ウェッブ作の「Wichita Lineman」。やさしいメロディにほんわか包まれる心地よさ、短いが朴訥としたギターソロがじんわり郷愁を誘う。ボビー・ジェントリーとのデュエット「Morning Glory」もいいなぁ〜、さわやかさと気怠さが溶け合ってゆらりゆらゆら幸せを感じる。是非とも、68年の彼女とのデュエット・アルバム「Bobbie Gentry & Glen Campbell」と「Glen Campbell Live in Japan」のCD化を望みます。
2005♪コカ・コーラCMソング集 1962-89 ♪オムニバス♪ダイアナ・ロス, スタイリスティックス, B.J.トーマス
2004♪ラインストーン・カウボーイ&ブラッドライン♪グレン・キャンベル♪Glen Campbell
2003♪サザン・ナイツ & ベーシック♪グレン・キャンベル♪Glen Campbell

70s | | |ページ上部へ
 
04 | 2010/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
ポイント ちょびリッチ
ポイント ちょびリッチ