私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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▼心解き放たれるような南アフリカの歌声、レッタ・ムブル

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1976♪音楽に満たされて♪レッタ・ムブル♪Letta Mbulu
1976
☆ Letta Mbulu Biography
♪ Carry On - Letta Mbulu
おおらかな大自然、そこに佇む豊かな微笑みの女性レッタ・ムブル。このジャケットを見た途端ハートにブルブル感じるヴァイヴレーション。 このアルバムを全く知らないんだけど、なんだか良さそうな気がするな! CDに記された長門芳郎氏監修、ユニバーサル・インターナショナル・プレゼンツ「名盤の殿堂」の帯は、迷った時、最も信頼ある道しるべとなりますね。 レッタ・ムブルの76年のアルバム「音楽に満たされて」は、A&Mレーベルから発売。 リチャード・ティーやジョー・サンプル、リー・リトナー、チャック・レイニー、ジム・ゴードンなど、一流のミュージシャンが参加、レーベルの社長ハーブ・アルパート自らがプロデュース、フュージョン・ミュージック全盛時代にぴったりマッチした大人のためのソフィティケイテッド・アルバムです。 南国のカーニヴァルを思わせるウキウキする華やかなナンバー「Music Man」、落ち着いた曲調の中にも力強さが漲る「Tristeza」、レーベル・メイト、ジョン・アーマトレイディングとライチャス・ブラザーズのカバー・メドレー「Let's Go Dancing/You've Lost That Lovin' Feeling」、心解き放たれるような「Sacred Drum」、自由奔放に飛び回るレッタの歌声が心地よい「Maru a Pula (Clouds of Rain)」、ブラジルのシンガーソングライター、モーリス・アルバートのスタンダード・ナンバー「Feelings」、ゆったり流れるサウンドにハートがとろけるような「There's Music In The Air」など、このアルバムにぞっこん惚れ込んで、他にも彼女の作品を聴きたくなっちゃった。 「名盤の殿堂」シリーズでA&Mレーベルの作品「音楽に満たされて」と「レッタ」は、もうなかなか手に入らないようになったが、ファンタジー・レーベルの72年のアルバム「ナチュラリー」は、近頃リイシューされたばかり。 他にも、一世を風靡したTV映画「ルーツ」やスピルスバーグ監督の「カラーパープル」といった、クインシー・ジョーンズが担当したサントラにもレッタは参加してるというから、興味が尽きませんね。
1977♪Roots♪Quincy Jones♪クインシー・ジョーンズ
♪The Color Purple♪Quincy Jones♪クインシー・ジョーンズ
1972♪ナチュラリー♪レッタ・ムブル♪Letta Mbulu

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▼フォーク・シーンだけには囚われない孤高のシンガー・ソングライター、ティム・ハーディン

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1994♪Hang on to a Dream: The Verve Recordings♪Tim Hardin♪ティム・ハーディン
1994
☆ Verve Music Group
♪ Red Balloon - Tim Hardin
オールマン・ブラザーズ・バンドの71年の大傑作ライヴ・アルバム「At Fillmore East」は全7曲、「In Memory of Elizabeth Reed」や「Whipping Post」などの長尺ナンバーもものともせずに繰り広げられる恍惚の濃密ライヴ。LP時代でさえたっぷり聴かせてもらったと大満足のアルバムなのに、CD時代となり、92年には、全12曲の拡大盤「The Fillmore Concerts」が発売されビックリ! デュアン・オールマンの追悼アルバム「Eat a Peach」収録の「Mountain Jam」の終わりに微かに聞こえた「Whipping Post」が、ここでは見事に繋がり大感激。そこでエグゼクティブ・プロデューサーとしてこのプロジェクトを指揮したビル・レヴェンソンの名に大注目した訳です。この方がどういう方なのか全くわかりませんが、彼の仕事は数々のリイシュー・アルバムで良く目にしますよね。 例えば、ジャニス・イアンの「Society's Child: The Verve Recordings」やロイ・ブキャナンの「Sweet Dreams: The Anthology」、ジョン・ケイルの「The Island Years」、マリアンヌ・フェイスフルの「A Perfect Stranger: The Island Anthology」、ドナ・サマーの「The Donna Summer Anthology」などのクロニクルズ・シリーズ。ブラインド・フェイスの「Blind Faith」やボブ・マーリーの「Exodus」、ウェイラーズの「Catch A Fire」、エルヴィス・コステロの「My Aim Is True」など、一連のデラックス・エディション・シリーズ。クリームの「Those Were The Days」やヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「Peel Slowly And See」、エマーソン、レイク&パーマーの「The Return Of The Manticore」、オムニバスの「The Casablanca Records Story」などのボックスものと、彼が携わったその良質なリイシュー作品の多さに目を見張ります。 さて、私がビル・レヴェンソンのポリドール・クロニクルズ・シリーズと知り、安心して購入したのがティム・ハーディンの「Hang on to a Dream: The Verve Recordings」。ティム・ハーディンのヴァーヴ時代のスタジオ・アルバム3枚と未発表曲満載の2枚組です。ロッド・スチュアートが「Reason to Believe」を、スモール・フェイセズが「Red Balloon」「If I Were a Carpenter」をカバーしたことで、彼の名は広くロック・ファンに知れ渡りましたね。これらの超名曲もされことながら、ディスク(2)に収録された「Tim Hardin 4」と未発表曲の数々は、キャッチーなブルース・ロック「Airmobile」、ジャージィーにゆったり漂う「House of the Rising Sun」、ズンドコ、ドタバタ、アーシーな「Bo Diddley」、ブルージィーな「Hello Baby」、味わい深いスロー・バラード「Nobody Knows You (When You're Down and Out)」と、ジャズ的な解釈でさらに深みと味わい、自由奔放さが増したブルース・ナンバーにはうっとりさせられちゃいます。 64年という、保守的なフォーク時代にすでにエレクトリック・ギターを使用、ジャズ・ミュージシャンをバックに起用など、ティム・ハーディンはフォーク・シーンだけには囚われない素晴らしい孤高のシンガー・ソングライターです。
1992♪The Fillmore Concerts♪The Allman Brothers Band♪オールマン・ブラザーズ・バンド
1992♪Sweet Dreams: The Anthology♪Roy Buchanan♪ロイ・ブキャナン
1997♪Anthology♪The Blues Project♪ブルース・プロジェクト

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▼パンキッシュなビート・グループ、ザ・プリティ・シングス

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1965♪ゲット・ザ・ピクチャ♪ザ・プリティ・シングス♪The Pretty Things
1965
☆ Pretty Things
♪ Midnight to Six Man - The Pretty Things
80年を迎えようとする頃には、パンク・ロックと共に、ストーンズやキンクス、ゾンビーズ、ザ・フーなど、60年代ビート・グループを聴き漁っていた私ですが、レコードがなかなか手に入らなかったバンドがありました。それはザ・プリティ・シングス。ストーンズ・ファンなら結成当時のエピソードとして必ず登場するのが、オリジナル・ベーシストのディック・テイラー。その彼がベースをギターに持ち替えて結成したバンドとなれば、大変気になりますよね。ストーンズに遅れること1年余り、プリティ・シングスは65年3月に「The Pretty Things」でデビュー。ストーンズがマディ・ウォーターズの曲に因んでグループ名にしたのに対して、こちらもボ・ディドリーのナンバー「Pretty Things」そのものズバリ。 レコードも手に入らなければ、ラジオでも流れないこのバンドのナンバーを初めて聴いたのは、デヴィッド・ボウイの73年のアルバム「Pinups」。 ヤードバーズやピンク・フロイド、ゼム、モージョズ、ザ・フー、キンクスなど、ボウイが愛したビート・グループのナンバーばかり12曲のカバー集。その中にプリティ・シングスの1stシングル「Rosalyn」と2ndシングル「Don't Bring Me Down」の2曲も取り上げられ、このパンキッシュなビート・ナンバーのかっこ良さにぞっこん惚れて、プリティ・シングス熱は上がる一方。しかし、オリジナルを聴けたのはそれから数十年、64年から95年までのグループの歴史をまとめたロング・デジパック仕様2枚組「Unrepentant」でした。特に、ハチャメチャな勢いのある60年代のシングルを集めたディスク(1)は、先の2曲を始め、「Roadrunner」「Buzz The Jerk」「L.S.D.」など、ぐいぐい引き込まれちゃいます。 そして、シングル「Midnight To Six Man」はジ・インメイツに、ファースト・アルバム収録のエラス・マクダニエルのカバー「Mama, Keep Your Big Mouth Shut」はドクター・フィールグッドにと、プリティ・シングスのサウンドがパブ・ロックへと受け継がれているのは嬉しい限りです。
1973♪Pin Ups♪David Bowie♪デビッド・ボウイ
1979♪ファースト・オフェンス♪インメイツ♪The Inmates
1977♪Sneakin' Suspicion♪Dr. Feelgood♪ドクター・フィールグッド

▼シビレるぜ! スペンサー・デイヴィス・グループ

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1996♪Eight Gigs a Week: The Steve Winwood Years♪The Spencer Davis Group♪スペンサー・デイヴィス・グループ
1996
☆ The Official Site of the Spencer Davis Group
♪ Keep On Running - The Spencer Davis Group
バンドを再結成したものの、行き当たりばったりのジェイクはなかなかギグを取り結ぶ事が出来ません。しかし、当夜、ボブのカントリー・バンカーに出演予定のC&Wバンドが遅れた事から、ちゃっかりそのバンドに成り済ましギグを頂いちゃった。ステージはなぜか金網張り。「スペンサー・デイヴィス・グループのギミー・サム・ラヴィン、1、2」「1、2、3、4」と掛け声、躍動的なベースに心沸き立つブラス、ステージ・アクションもバッチリ決まってる全身黒づくめのニヒルなジェイクとエルウッド、強者揃いのブルース・ブラザーズだけにビンビン来ちゃうぜ、ヒートアップ!「Well my temperature is rising got my feet on the floor, Crazy people rocking 'cause they want to go more....., You got to gimme some lovin', ギミ・ギミ・さむ・ら〜びぃ〜.....」、オーナーに「ハンク・ウィリアムスじゃないぞ!」と機材の電源を落とされ撃沈。客からのブーイングの嵐とビール瓶がわんさと投げられ金網で弾け散る。この急場、エルウッドが気を利かせ人気テレビ西部劇のテーマ曲「ローハイド」でステージ再開。たちまち酒場は大盛り上がりでまたもやビール瓶が投げられ弾け散る。ご存知、80年、ジョン・ランディス監督のハチャメチャ・コメディー映画「ブルース・ブラザーズ」の一場面。 「Gimme Some Lovin'」のちょっとしたフレーズでしたが非常にシビレちゃって、すぐさま定番のLP「ベスト・オブ・スペンサー・デイヴィス・グループ」を購入しました。 今では、2枚組のCD「Eight Gigs a Week: The Steve Winwood Years」が充実の内容ですね。 スペンサー・デイヴィス・グループは、当時としては珍しいレゲエ・ミュージックを扱うなどしてたアイランド・レコードと契約。ジャマイカ人ミュージシャン、ジャッキー・エドワーズの作品を取り上げたり、「マイ・ボーイ・ロリポップ」のミリー・スモールがバック・コーラスに参加するなど、このレーベルならではの特色でした。こうした異文化との触れ合いが「Gimme Some Loving」や「I'm a Man」といった、ビート・グループから大いに飛躍したファンキーな傑作ナンバーを生み出したんでしょうね。 「I'm a Man」はシカゴに、ウィンウッド兄弟が抜けた後のスペンサー・デイヴィスの作品「Don't Want You No More」はオールマン・ブラザーズ・バンドにと、米国のバンドにカバーされてる事は大変興味深いですね。 あぁ〜、ジェイムズ・ブラウンがキース・リチャーズとジョン・ベルーシの肩に手をまわし、ご機嫌に寛ぐ豪快なスナップショットがあったよなぁ〜。
1969♪シカゴI(シカゴの軌跡)♪シカゴ♪
1969♪The Allman Brothers Band♪The Allman Brothers Band♪オールマン・ブラザーズ・バンド
1968♪With Their New Face On♪The Spencer Davis Group♪スペンサー・デイヴィス・グループ

▼時代を駆け抜けたヒップスター、ドノヴァンのハードな一面

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1969♪Barabajagal♪Donovan♪ドノヴァン
1969
☆ Donovan - The Official Website
♪ Barabajagal - Donovan with the Jeff Beck Group
ドノヴァンの名はいつ知ったんだろう? マハリシ・ヨーギーをビートルズやミア・ファーローらと囲む写真を見たから? それとも映画「ハメルンの笛吹き」のスチール写真を見たから? その名前がおとぎ話の登場人物みたいだから? 映画「ブラザー・サン、シスター・ムーン」の主題歌が印象深かったから? という訳でいつの間にか頭の中に入っていたドノヴァン。彼は65年、シングル「Catch the Wind」でデビューした英国のシンガー・ソングライター。初期のフォーク・スタイルも、66年、ジ・アニマルズやハーマンズ・ハーミッツでおなじみ、ミッキー・モストにプロデュースを委ねロック・フィールドへと足を踏み入れる事になりました。66年「Sunshine Superman」、67年「Mellow Yellow」、68年「A Gift from a Flower to a Garden」「The Hurdy Gurdy Man」、69年「Barabajagal」とアルバムを発表、数々のシングル・ヒットを飛ばしました。 また、「Season of the Witch」がヴァニラ・ファッジやマイク・ブルームフィールド、アル・クーパー、スティーヴン・スティルスのスーパー・セッションに、「The Fat Angel」がジェファーソン・エアプレインに、「There Is a Mountain」がオールマン・ブラザーズ・バンドに取り上げられるなど、彼の人気は正に時代を駆け抜けるヒップスター。 そして、ミッキー・モストの人脈から生み出された豪華セッションは、ドノヴァンの作品の中でもとりわけヘヴィな「Hurdy Gurdy Man」。ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナムらが参加、混沌とした重量級のサイケデリック・ワールドが繰り広げられます。 クール&ホットなナンバー「Barabajagal」にはジェフ・ベック・グループが参加、ドノヴァンのクールなヴォーカルにレズリー・ダンカンとマデリン・ベルの熱気あるコーラスが交差する、ヒップなニッキー・ホプキンスなピアノ、ジェフのギターが縦横無尽に駆け巡り、乱反射の眩さ。 73年には、クリス・スペディング、コージー・パウエル、ラビット、スージー・クアトロらが参加した、ドノヴァン流のスペーシーなグラム・ロック「Cosmic Wheels」を発表。 70年代に、このようなドノヴァンのハードな一面を前面に押し出したロックンロール・コンサートを開いていれば、また面白い展開があったんでしょうけどね。ちょっと複雑…。
1967♪リトル・ゲームス♪ヤードバーズ♪The Yardbirds
1969♪ベック・オラ♪ジェフ・ベック・グループ♪Jeff Beck Group
2009♪スージー・クアトロ・グレイテスト・ヒッツ♪スージー・クアトロ♪Suzi Quatro

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