私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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▼ちょっぴり塩辛い声がほのかに甘いミステリアスに誘う「Driver's Seat」

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1978♪フィックル・ハート♪スニッフ&ザ・ティアーズ♪Sniff ‘n’ the Tears
1978
☆ Sniff ‘n’ the Tears
♪ Driver's Seat - Sniff ‘n’ the Tears
アコースティック・ギターの開放感溢れる乾いたイントロ、寄り添うように入ってくるエレクトリック・ギターのざらついた哀愁のフレーズ、レトロでモダンな相反するキーボードの音色、そして、ちょっぴり塩辛い声がほのかに甘いミステリアスに誘う。スニッフ&ザ・ティアーズ、79年のデビュー・シングル「Driver's Seat」は大ヒット。 当時、同じく「悲しきサルタン」の大ヒットで、シンデレラ・ボーイ・ストーリーを描いたダイアー・ストレイツと比較される事が多かったですね。そのシンプルでハートフルなサウンドや、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーが元教師、スニッフ&ザ・ティアーズのリーダー、ポール・ロバーツが画家と、インテリジェントなバックグラウンドがその理由でしょうか。 でも、今改めて彼らのデビュー・アルバム「Fickle Heart」を聴いてみれば、ザックリと切り込む軽快なナンバー「Carve Your Name On My Door」、ピアノの調べにギターのフレーズがハードに絡む心地よいバラード「This Side Of The Blue Horizon」、ホリデイ気分で心ウキウキの大らかなミディアム・ナンバー「Fight For Love」、夜のハイウェイにぴったりグルーブ感あふれる「The Thrill Of It All」、滑らかなフレーズがしっとりと切ない気持ちにさせる「Looking For You」など、そこには彼らならではの個性豊かなサウンドが、そして、レコード・ジャケットはポール・ロバーツ自らが描き、エロティックでサスペンスな雰囲気を守り立てます。 音楽のみならずレコード・ジャケットまで自分で作っちゃうとは恐れ入りますね。 そういえば、キャット・スティーブンスやロン・ウッドのアルバムも自らが描いてますし、NHK-BSで放送された「サイドマン〜ビートルズに愛された男〜」、ベーシストにして画家のクラウス・フォアマンのドキュメンタリーも大変興味深かったですね。
2009♪A Sideman's Journey♪Voormann & Friends♪クラウス・フォアマン
1971♪Teaser and The Firecat♪Cat Stevens♪キャット・スティーブンス
1979♪ギミ・サム・ネック♪ロン・ウッド♪Ron Wood

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▼ナンシー・シナトラ、セクシーな大人の魅力が満載

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2002♪Lightning's Girl: Greatest Hits 1965-1971♪Nancy Sinatra♪ナンシー・シナトラ
2002
☆ Nancy Sinatra.com
♪ Friday’s Child - Nancy Sinatra
良質なリイシューCDを届けてくれる、オーストラリアのメーカー、レイヴン・レコード。「RAVEN」のロゴと独特なパッケージのそのCDはレコード屋でもでひときわ目を引きます。 トレードマークのブーツにミニスカート、美しいブロンドに個性的な瞳のメイク、お嬢様の私にちょとでも近づこうものなら、ビリビリッと愛の稲妻が落ちるわよ! ってな、クールでセクシーなジャケット。ナンシー・シナトラのベスト・アルバム「Lightning's Girl: Greatest Hits 1965-1971」は、私をレイヴン・レコードの虜にしたお気に入りの1枚です。 66年「These Boots Are Made for Walkin'」の大ヒット、40年生まれのナンシーは当時26歳。このヒット以降も「Sugar Town」や「Friday's Child」、親父さんのフランク・シナトラとのデュエット「Somethin' Stupid」、プロデュースも務めたリー・ヘイゼルウッドとのデュエット「Summer Wine」、「Lady Bird」など、そこにはアイドル歌手から完全に脱皮した、セクシーな大人の魅力が満載のアルバムです。 ナンシーが活躍した60年代中期といえば、お茶の間には海外テレビドラマが溢れていていました。私が夢中になったアメリカの女性といえば、 「奥さまは魔女」のサマンサことエリザベス・モンゴメリー、「かわいい魔女ジニー」のバーバラ・イーデン、「それ行けスマート」の秘密諜報部員99号ことバーバラ・フェルドン、「じゃじゃ馬億万長者」のお転婆娘エリーことドナ・ダグラスなど、彼女らは33年、34年生まれというから、もう三十路の熟女だったのね。 同年代に近いといえば、エリー・グリニッチ、キャンディ・ステイトン、ディオンヌ・ワーウィック、ティミ・ユーロ、アン・マーグレット、キャロル・キングというところでしょうか。 そして、ナンシーが主題歌「You Only Live Twice」を歌った、映画「007は二度死ぬ」のボンドガールの若林映子は39年生まれでしたね。 アイドル的なガール・ポップから女性ロックシンガーへの橋渡しをした、ロック世代に大人気のヒップなナンシー・シナトラ。彼女は今もってカルトで刺激的な存在ですね。 NHK-BS2の番組「ミッドナイト映画劇場」のオープニングにかかる気怠い雰囲気の「Love Eyes」は彼女のナンバーだよん。
2007♪Patchwork + Fancy♪Bobbie Gentry♪ボビー・ジェントリー
2009♪Hand Sown... Home Grown + Silk Purse♪Linda Ronstadt♪リンダ・ロンシュタット
2003♪St Vincent’s Court + Romance Dance♪Kim Carnes♪キム・カーンズ

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▼グラハム・パーカーのステージを体験出来なかった私としては…

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1978♪パーカリラ (ロック・モンスター / グレアム・パーカー・ライブ!)♪グラハム・パーカー&ルーモア♪Graham Parker
1978
☆ GrahamParker.net
♪ Hey Lord Don’t Ask Me Questions - Graham Parker
ドクター・フィールグッドがアルバム「Down by the Jetty」でデビューした75年、スティッフ・レコードのデイヴ・ロビンソンのもと、グラハム・パーカー&ザ・ルーモアが結成されました。 最後のロックン・ロール守護神ともいうべきグラハム・パーカー以下、彼を支えるザ・ルーモアの面々は、ブリンズレー・シュウォーツ、マーティン・ベルモント、ボブ・アンドリュース、アンドリュー・ボドナー、スティーブ・グールディングなど、パブロック界でならした重鎮揃い。 76年、ニック・ロウのプロデュースのもと「Howlin' Wind」でアルバム・デビュー、ソウル、R&Bに根ざした、確かなソングライティングと熱いパフォーマンス、「White Honey」「Gypsy Blood」「Soul Shoes」「Don't Ask Me Questions」などの素晴らしいナンバー満載の名盤です。 同じ年「Heat Treatment」、77年「Stick to Me」と破竹の勢いでアルバムを発表、メキメキと人気が上がりました。 そして78年、噂に名高い彼らのライヴをアルバム「ロック・モンスター/グレアム・パーカー・ライブ!」ではじめて聴くことが出来ました。こりゃまた、ものすごい邦題を付けたもんですね。この年9月には念願の初来日も果たしています。あぁ〜見たかったぞよ! 彼らのステージを間近に体験出来なかった私としては、この時期のグレアム・パーカー&ザ・ルーモアのライヴ音源と知れば、たちまちヨダレが…。「Not If It Pleases Me」「That's When You Know」「Live In San Francisco 1979」などのアルバムがそれに当たります。そこには、ジャクソン5の「I Want You Back」をはじめ、アレサ・フランクリンの「Chain of Fools」、スプリームスの「You Can't Hurry Love」、ウィルバート・ハリスンの「Kansas City」など、R&B、ロックンロールの好カバーがきらりと光り、違った楽しみも味わえます。 また、彼は、「オーティス・ブラックウェル:ブレスレス」や「アディオス・アミーゴ/トリビュート・トゥ・アーサー・アレクサンダー」など、先人たちの作品に敬意を表した表したアルバムにも数多く参加して楽しんでますね。
1994♪オーティス・ブラックウェル:ブレスレス♪オムニバス♪Otis Blackwell
1994♪アディオス・アミーゴ/トリビュート・トゥ・アーサー・アレクサンダー♪オムニバス♪Arthur Alexander
1979♪Squeezing Out Sparks♪Graham Parker♪グレアム・パーカー

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▼グラムからパンクへ「マーク・ボランTVショウ "MARC"」

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1977♪Dandy in the Underworld♪T.Rex♪T.レックス
1977
☆ Brian’s Marc Bolan & T.Rex Website
♪ Dandy in the Underworld - T.Rex
77年、グラナダテレビ製作の音楽番組「MARC」。オープニング・ナンバーの「Sing Me A Song」で幕を開け、ヒョウ柄のジャンプスーツで颯爽と登場する、当番組のホスト、グラムの貴公子マーク・ボラン。「新番組の"MARC"が始まるよ、きっと色んな音楽に出会えると思うよ」とニッコリ、彼らT.レックスと様々なゲストによって繰り広げられる演奏はとっても貴重、その映像がDVD「マーク・ボランTVショウ"MARC"」として手軽に観れるのは嬉しい限りですね。 「Jeepster」「Ride A White Swan」「Hot Love」「Get It On」など、ご機嫌なブギーを、黄緑やピンクのきらびやかなシャツに、紫ラメやオレンジのピチピチパンツで華麗に披露。 様々なゲストは、「人気上昇中のビッグなグループを紹介しよう、ショワディワディだ」とか、「ビッグなグループだよ、僕のオススメなんだ、クールなサウンドを聴かせてくれるアルファルファだ」、「何度も1位に輝いているグループ、その名も…マッド!」、「ビッグなバンド、スティーヴ・ギボンズ・バンド」など、えっ! そんなに有名だったの? 名前も知らないよ! ってなグラム系のバンドに、ベイ・シティ・ローラーズやロゼッタ・ストーン、10ccの日本でもおなじみのバンド。 クィーンのロジャー・テイラーはザ・パーラメンツのナンバー「I Wanna Testify」、ホークウィンドは奇妙奇天烈な「Quark, Strangeness and Charm」、パブロック直系ザ・ロッズは「Do Anything You Want To Do」。 そしてなんといってもハイライトは、新たに台頭してきたパンクスたち。 "The Jam"のロゴが入った缶バッチを見ながらマークが「イカした連中!」と紹介するザ・ジャムの「All Around the World I've Been Looking」、 「次はオススメのバンドだよ、僕の友達もお気に入りみたいだ、クールなラジオ・スター」の「No Russians In Russia」、「僕のお気に入りのザ・ブームタウン・ラッツ!」の「Lookin' After No. 1」、「ヴォーカルが僕に似て中性的だよね」とジェネレーションXの「Your Generation」、とマークのコメントもとっても好意的。彼自身も破いたシャツに洗いざらしのジーンズのパンク・ファッションで「Celebrate Summer」を披露。 ロック年表を繙けば、76年6月、ラモーンズが「Ramones」、77年2月、ザ・ダムドが「Damned Damned Damned」、4月、クラッシュが「The Clash」、ザ・ストラングラーズが「Rattus Norvegicus」、5月、ザ・ジャムが「In the City」、6月。エルヴィス・コステロが「My Aim Is True」、10月にやっとセックス・ピストルズが「Never Mind the Bollocks」を発表。それから先は堰を切ったようにパンクスがうじゃうじゃ。 グラムロック・ブームの最中、T.レクスタシーともてはやされ、「Electric Warrior」「The Slider」「Tanx」と頂点を極めたT.レックスも、徐々にその人気も下降気味、77年、マークはこの番組とニュー・アルバム「Dandy in the Underground」に起死回生を賭けていたんでしょうね。 この貴重な映像からは、パンクがパブロックからばかりではなく、グラムロックの影響も多大だった事を思い知らされました。 ショウの最後には友人のデヴィッド・ボウイを迎えセッション。「これでお別れだね、デヴィッドもありがとう、最後に新曲を歌って終わりにしよう」と始まるハードなイントロ、そして笑いと共にヨレヨレに…、果たしてボウイは何を歌おうとしてたのか? 生前、「僕は30歳まで生きられないだろう」と言っていたマーク・ボランのこの最後の挨拶が心に深く響きます。
1978♪Holiday Album♪Radio Stars♪ラジオ・スターズ
1977♪The Boomtown Rats♪The Boomtown Rats♪ザ・ブームタウン・ラッツ
1977♪Quark, Strangeness and Charm♪Hawkwind♪ホークウィンド

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