私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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▼嘆きの天使スティーヴィー、可憐な妖精もいつのまにか還暦を過ぎちゃった!

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1981♪Bella Donna♪Stevie Nicks♪スティービー・ニックス
1981
☆ The Nicks Fix - The Official Stevie Nicks Website
♪ Stop Draggin' My Heart Around - Stevie Nicks
私もリアルタイムで買った、77年の大ヒット・アルバム、フリートウッド・マックの「噂」。 リンジー・バッキンガムの爽快なロック・ナンバー「Go Your Own Way」や、スティーヴィー・ニックスの気怠くも美しいバラード「Dreams」、そしてクリスティン・マクヴィーの祈りにも似た切ないスタンダード・ナンバー「Songbird」など、3人の個性豊かなソングライターの才能が結実した名盤です。 フリートウッド・マックは英国、60年代後期の、ブルース・ロック・ブームの中からデビュー。ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサーの優れたギタリストを輩出するブルース・バンドだったが、 マックと同じブルー・ホライゾン・レーベル所属、チキン・シャックのクリスティン・パーフェクトの加入、そして、 後にハード・ロック・グループ、パリスの活躍や、ソロで「Ebony Eyes」「Sentimental Lady」などのヒットで知られるボブ・ウェルチの加入、 ポリドール・レコードの男女ディオ、バッキンガム・ニックスの加入など、 メンバー・チェンジを重ね、グループの音楽性は徐々にブルースからロック、ポップへと移行し、77年の「噂」で一気に花開いた訳です。 優れた音楽もさることながらグループの人気に一役買ったのは、2人の女性の魅力。酸いも甘いも知った熟な姉御肌のクリスティンに、天真爛漫でキュートなスティーヴィー。私の周りでは断然スティーヴィー人気が勝ってました。 そして、さらにスティーヴィー人気に火をつけたのが、81年、彼女の初のソロ・アルバム「麗しのベラドンナ」。 プロデューサーには、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズやパティ・スミスなど気骨溢れるサウンドで定評のあるジミー・アイオヴィンとトム・ペティ。 ふんわりカールさせた美しいブロンド、肌が透けるような薄物の黒い衣装がひらひら揺れ、妖艶さがいっそう増したスティーヴィー。 シングル「嘆きの天使」は、ハートブレイカーズのエッジの効いたサウンド、トム・ペティとの気怠いデュエットにとろけちゃう、最高に耽美なナンバーです。 先日観た、ジャック・ブラック主演「スクール・オブ・ロック」から。偽物代用教師デューイの策略は子供たちの外出許可を取ること、ジョーン・キューザック演じる厳格な校長先生を酒場へ連れ出しお決まりのロック談義、お酒も進み校長はほろ酔い加減のいい気分、ジュークボックスからは彼女の十八番の「Edge of Seventeen」が流れ、大いに羽目を外す校長先生、デューイはちゃっかり許可を取り付ける、というもの。スティーヴィー・ニックスの米国での人気が窺える微笑ましい一コマでした。 リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスは、モンキーズの「Daydream Believer」でおなじみ、ベテラン、シンガー・ソングライター、ジョン・スチュワートの79年の大ヒット「Gold」。そして、「Magnet and Steel」や「Hot Summer Nights」のヒットに恵まれた、ウォルター・イーガンのデビューにも貢献していますので、是非ご一聴を…。
1977♪噂♪フリートウッド・マック♪Fleetwood Mac
1977♪Fundamental Roll + Not Shy♪Walter Egan♪ウォルター・イーガン
1979♪Bombs Away Dream Babies♪John Stewart♪ジョン・スチュワート

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▼あぁ〜、妬けるぜ!ロビー・ロバートソンのオヤジ

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
2006♪Robbie Robertson + Storyville♪Robbie Robertson♪ロビー・ロバートソン
2006
☆ The Band
♪ Somewhere Down the Crazy River - Robbie Robertson
76年11月、ザ・バンドの解散コンサート、ラスト・ワルツ以降、ジョディ・フォスター主演の映画「カーニー」に出演の他、マーティン・スコセッシ監督の映画「キング・オブ・コメディ」のサントラ収録、ヴァン・モリソンの「Wonderful Remark」に参加、同じくスコセッシ監督の映画「ハスラー2」では、サントラをプロデュースなど裏方として活躍するも、あまり表立った活動はしてなかった、ザ・バンドの中心人物、ロビー・ロバートソン。 80年代中頃は、ブルース・スプリングスティーンやニール・ヤング、ジョン・メレンキャンプ、トム・ペティなど、ハートランド系のアメリカン・ロック大盛況の時代。87年、待ちに待ったロビー・ロバートソンのソロ・アルバム「Robbie Robertson」が発表されました。 プロデューサーには、ピーター・ガブリエルの「So」や、U2の「The Joshua Tree」などの仕事で、ミュージシャンの間でも非常に信頼が厚いダニエル・ラノワ。そして、彼の人脈から参加したミュージシャンは、U2のメンバーを始め、ピーター・ガブリエルと彼のバンドのトニー・レヴィンにマヌ・カチェ、そして、旧友のガース・ハドソンにリック・ダンコ、などなど。 芸達者なメンバー揃いのザ・バンド時代、ロビー・ロバートソンがメインでボーカル取ることはほとんどありませんでしたが、神秘的なオープニング「Fallen Angel」でそんな不安もすっかり一掃、彼のボーカルもすんなり心に染み入り、なかなか渋いぞよ。 稲妻のような切れ味、大地をも引き裂く激しいロック・チューン「Showdown at Big Sky」、 U2と渾然一体、実にスリリングな「Sweet Fire of Love」、哀愁を帯びた大人のための美しいバラード「Broken Arrow」、リック・ダンコとの競演に涙する、ぐっとタメの効いた名曲「Sonny Got Caught in the Moonlight」、硬質な痙攣気味のギターとギル・エヴァンス・ホーン・セクションの絡むエクスタシー「Testimony」などの名曲揃い。くぐもったハーモニーが奥深い映像を想起させる「Somewhere Down the Crazy River」のミュージック・ビデオには、なんと愛くるしいマリア・マッキー嬢が出ていらっしゃるじゃありませんか。そして、見てるこちらの頬が赤らむくらいの甚だしい熱い抱擁が…。あぁ〜、妬けるぜ!ロビー・ロバートソンのオヤジ。 アメリカのレコード会社「Hip-O Select」から発売された「Robbie Robertson + Storyville」は、渋めのデジパック・パッケージに、ロビー・ロバートソンの2枚のソロ・アルバムとボーナス・トラックを加えた、充実の2枚組。大人のロック・ライブラリーにいかがでしょうか?
1986♪SO♪ピーター・ガブリエル♪Peter Gabriel
1989♪オー・マーシー♪ボブ・ディラン♪Bob Dylan
2007♪ヨシュア・トゥリー: スーパー・デラックス・エディション♪U2♪U2

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▼映画からイメージが湧いたのかな? London's Burning

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1977♪白い暴動♪ザ・クラッシュ♪The Clash
1977
☆ The Clash Official Site
♪ London’s Burning - The Clash
66年、ルネ・クレマン監督、オールスターキャストの「パリは燃えているか」は、レジスタンスの蜂起からパリ解放に至るまでを描いたドキュメンタリー風戦争映画。オープニング、凱旋門、重厚な軍隊の行進のモノクロ映像に、白でくっきり抜かれたこの映画の原題「Is Paris Burning?」。 あっ、もしかして? と思ったのが、ザ・クラッシュ、77年のファースト・アルバム「白い暴動」収録の扇動的なナンバー「ロンドンは燃えている! (London's Burning)」。作者のジョー・ストラマーとミック・ジョーンズに、そんなイメージが湧いたのかは全くの不明ですが、ザ・クラッシュには映画関連のナンバーが多いとの話を、そういえば聞いたことがあったぞよ。 77年のシングル「Complete Control」のB面「City of the Dead」からは、怪奇映画の名優、 クリストファー・リーの60年のオカルト映画「死霊の町 シティ・オブ・ザ・デッド」。 80年、3枚組の大作「サンディニスタ!」、いち早くラップを取り入れたシングル「The Magnificent seven」からは、ジョン・スタージェスの超娯楽西部劇「荒野の七人」。 82年、アメリカでもヒットした「コンバット・ロック」には、30年代のハリウッド・スター、エロール・フリンの息子の名を冠したナンバー「ショーン・フリン」。彼の出演映画を調べてみれば、「新・海賊ブラッド」「白い巨象」「ベルリンからの脱走列車」と、B級の香りがプンプン、興味をそそられますね。それからクラッシュ解散後に発表されたライヴ・アルバム「From Here to Eternity」は、53年の名作映画「地上より永遠に」とそのものズバリ。 ジョー・ストラマー自身も映画好きなのか、アレックス・コックス監督の「ストレート・トゥ・ヘル」や「ウォーカー」、ジム・ジャームッシュ監督の「ミステリー・トレイン」に出演。本当は映画よりも、無骨な彼の歌が聴きたかったのに、クラッシュのファンとしてはもどかしい時期でしたね。このモヤモヤを解消してくれたのは、02年、ザ・メスカレロスとの来日、ライヴで披露してくれたラモーンズの「Blitzkrieg Bop」。その弾けっぷり、電撃ぶりが今も心に残ってます。
1966♪Is Paris Burning?♪Maurice Jarre♪モーリス・ジャール
1960♪荒野の七人♪エルマー・バーンスタイン♪Elmer Bernstein
1960♪死霊の町 シティ・オブ・ザ・デッド♪クリストファー・リー♪ジョン・モクシー
ポイント ちょびリッチ

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▼時流に乗るウマさに長けたエンターテイナー、ジョニー・リヴァース

ibushigin recordsの気になるClassic Rock
2005♪L.A. Reggae + Blue Suede Shoes♪Johnny Rivers♪ジョニー・リバース
2005
☆ Secret Agent Man - Johnny Rivers
♪ Memphis 1972 - Johnny Rivers
P.F. スローンとスティーブ・バリ作による、66年の大ヒット曲「Secret Agent Man」。当時流行りのスパイ物にブリティッシュ・インヴェイジョンの影響大の緊迫感溢れるエレキ・サウンドは、私の大のお気に入りナンバーです。でも、最初に知ったのは、ディーヴォの79年のアルバム「生存学未来編」という、かなり変わった巡り合わせ。 このナンバー、英国のテレビドラマ「秘密諜報員ジョン・ドレイク」が、米国で放映の際、主題歌がジョニー・リヴァースが歌う「Secret Agent Man」に変更されたとか…。今ではカルトな人気を誇る60年代のテレビドラマ「プリズナーNo.6」の俳優パトリック・マッグーハンが主演とあって興味を引かれますね。 アメリカ一番の大河ミシシッピ川から芸名にリヴァーをいただいたジョニー・リヴァースは、サンセット・ストリップのナイトクラブ「ウィスキー・ア・ゴーゴー」から、ゴー・ゴー・サウンドで人気を得た好青年。 60年代、「Secret Agent Man」の他にも、「Memphis」「Seventh Son」「Poor Side Of Town」「Summer Rain」と華々しいヒットを放った彼も、70年代には、パーマをかけてレイドバックしたサウンドで、味のある歌を聴かせるシンガー・ソングライター風にと、時流に乗るウマさに長けたエンターテイメントぶりは流石ですね。 さて、72年のアルバム「L.A. Reggae」は、ジム・ゴードンに、ジョー・オズボーン、ディーン・パークス、ラリー・カールトンなど、L.A.の一流セッション・ミュージシャンと和気あいあい。ヒューイ・スミスの「Rockin’ Pneumonia - Boogie Woogie Flu」、エディ・フロイドの「Knock On Wood」、ヴァン・モリソンの「Brown Eyed Girl」、チャック・ベリーの「Memphis」、ポール・サイモンの「Mother And Child Reunion」、J.J. ケールの「Crazy Mama」など、ロック・ファンにはおなじみ、ご機嫌なナンバーがぎっしり詰まってます。でも、タイトルのレゲエとは似ても似つかぬアルバムになっちゃった。あらゆるサウンドをそつなくこなすジョニー・リヴァース。ポップなセンス溢れる彼のエンターテイメントぶりを思う存分お楽しみあれ。
1972♪ポール・サイモン♪ポール・サイモン♪Paul Simon
1971♪Naturally♪J.J. Cale♪J.J. ケール
1997♪Having a Good Time with Huey "Piano" Smith & His Clowns: The Very Best Of, Vol. 1♪Huey “Piano” Smith & His Clowns♪ヒューイ・スミス

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