私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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▼エックスの魅力

Xニュー・ヨークから発信、70年代後半からイギリスで一気に盛り上がったパンク・ブームも、そろそろ下火になってきた80年代初頭、ロス・アンジェルス出身の新たなバンドに注目が集まっている、とのちっさな記事が音楽雑誌に載っていた。ボブ・ディランが彼らの楽屋にライブの賛辞に訪れただとか、ドアーズのレイ・マンザレクが彼らのアルバムをプロデュースし、ドアーズの名曲「Soul Kitchen」をカバーしたとか。そう彼らこそがエックス。すっごく興味が沸いてきてすぐにでも聴きたかったんだけど、彼らの実体は知れず。マイナー・レーベル・スラッシュから発表された1stと2ndの日本発売は見送り。82年、大手レーベル・エレクトラに移籍、やっとの思いで発売にこぎ着けた3rd「Under the Big Black Sun」は、期待を裏切らない充実作。獲物を追い求めて彷徨う血なまぐさいナンバー「The Hungry Wolf」で幕を開け、挑発的なビートにテンションも上がる「Blue Spark」、ドライブ感あふれるギターが最高な「The Have Nots」まで、一気に聴かせる。続く、83年のアルバム「More Fun in the New World」もこれまたいいんだな。エックスといえば、映画「メジャー・リーグ」の中、最高潮に盛り上がる場面で使われた「Wild Thing」がとっても有名なんだけど、誰が演奏してるのかさっぱり知られてないだろうなぁ〜。Xこのバンドの売り、Exene CervenkaとJohn Doeの男女掛け合いボーカルって結構、新鮮で珍しいからもっと注目して欲しいな。デジタル・リマスターのボーナス・トラック満載で再発されているから、この機会に再評価を…。ちなみにベースのJohn Doeさんは俳優もやってて、70年代のポルノ黄金時代を描いた映画「ブギー・ナイト」に出とったばい、ちょっと地味か。
XXX
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▼脱走中! 大変だぁ〜

Serge Gainsbourgお金もあった、暇もあった、チケットなんか簡単に取れたはず、なのになぜ?「あの時、行けば良かった!」と、今でも悔やんでしまうのが、88年のセルジュ・ゲーンズブールのコンサートである。このフランスのショービジネス界に君臨する偉大なる、歌手、作曲家、俳優、映画監督にして小説家、最高にだらしなく、最高にかっこいいエロじじいに怖じ気づいたのだろうか? ゲーンズブールの音楽を初めて聴いたのは、映画「さよならエマニエル夫人」から、女性バックボーカルの熱い吐息がエロい、小気味いいレゲエ・ナンバーの「Goodbye Emmanuelle」、次にこれまた映画「ガラスの墓標」から、ジミヘンの「Little Wing」にも匹敵する、狂おうしい究極のラブ・ソング「Cannabis」、そして、チェリー・ボーイの頬を真っ赤に染めた、ジェーン・バーキンとの官能のデュエット・ナンバー「ジュ・テーム... モワ・ノン・プリュ」が決定打となったのは言うまでもない。永遠の挑発男ゲンズブール、彼が生んだ低俗と芸術の狭間で揺れ動く珠玉のナンバーは、今も世間をあざ笑っているようでなんとも愉快だ。さぁ、「ゲーンズブール脱走中」の傑作コピーが笑いを誘う、来日お知らせのチラシを見ながら、79年のパリ・ライブのCDを聴きましょ。あぁ〜、悔しい!
Serge Gainsbourg
Serge Gainsbourg
Serge Gainsbourg
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▼映画館で観てみたいぞ、ドッグ・ソルジャー

Creedence Clearwater RevivalBo Diddley今でも深くCreedence Clearwater Revival心に残ってる映画、影響を受けた映画は、ゴールデン・タイム、毎日のようにお茶の間のテレビで楽しんだ洋画劇場の映画。特にお気に入りの1本が、「ドッグ・ソルジャー」。物語は、1971年のベトナム、物資輸送船の船員レイは、友人から預かった2kgのヘロインを、謝礼金と引き換えにアメリカへ運ぶことになった。謝礼金の半分は、オークランドに住む友人の妻から受け取る約束になっていたが、何も事情を知らない妻は戸惑うばかり。そこへ怪しげな2人組が押し入って来て暴力を振るう。罠にはめられた事に気付いたレイは、女をかばい、必死のおもいで逃げ出しメキシコへ向かう。そして、レイと友人の妻が最後に逃げ込んだ先は、かつてヒッピーの聖地だった山の隠れ家。Creedence Clearwater Revivalヘロインを是が非でも奪い取ろうとする怪しい2人組には、ボスの悪徳なFBIの麻薬捜査課長が加わり、この仕事を依頼した友人を人質に取り、ひしひしと迫って来る。ここからがハイライト、照明と音響設備が整ったこのヒッピーの聖地は、煌煌とライトが輝き、スピーカーからは大音量のロックが流れる中、銃撃戦に突入する…。全編に流れるクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのナンバーが胸にぐっとくるぜ。ストイックな主人公レイにはニック・ノルティ、友人の妻に儚い美しさのチューズデイ・ウェルド、監督は怒れる世代の旗手カレル・ライス。この緊迫感、映画館で観てみたいぞ、ドッグ・ソルジャー。
映画 | | |ページ上部へ

▼効果音はクラクション

My Favorite 5
Car Phone
いつから「ゴッド・ファーザー 愛のテーマ」が、暴れん坊の車のクラクションに使われるようになったんだろう? 初めて聞いた時、ビックリしたと同時に、間抜けな笑いがこみ上げて来たぞよ。そろそろ違ったクラクションも聞きたいな。ということで、効果音としてクラクションが入った、懐かしのナンバーを集めてみました。
Expressway To Your Heart
The Soul Survivors
けたたましいクラクションのイントロ、ゆったりうねるリズムが大好き、ソウル・サバイバーズの67年のヒット曲。初めて聴いたのはノーザン・ソウルのコンピレーションだったから、黒人のグループとばかり思ってたが、ご覧の通りガレージ風。ブルース・ブラザーズもカバーしてました。
Summer in the City
The Lovin' Spoonful
ラヴィン・スプーンフルのアルバムで初めて買ったのがこれ。「Summer in the City」目当てで買ったから、その他の曲があまりロックぽくなく、肩すかしを食らった気分だったが、徐々に違った魅力を発見! 今では私の愛聴盤。
Apeman
The Kinks
思わず一緒に歌いたくなる、カリプソ風味の名曲「エイプマン」。ピアノがいい味だしてるけど、誰が弾いているんのかな? カリブの明るく楽しいグループ、エッソ・トリニダード・スティール・バンドのカバーもなかなかくすぐられますよ。
Freeway Jam
Jeff Beck with the Jan Hammer Group
ギターとキーボードでクラクションの応酬、徐々にテンションが上がる、ジェフ・ベック黄金期のライブから「Freeway Jam」。この曲、ライブとスタジオでかなり趣きが違いますよね。私は断然こちらが大好き。
Car Phone
Sheeler & Sheeler
C.W. マッコールが歌う映画の主題歌「コンボイ」。トラック野郎の無線風ボーカルが楽しい、大ヒット、カントリー・ナンバーだ。これを見事にからかった、ズッコケ・パロディーが「Car Phone」。こちらはタクシー無線。この曲とっても幸せな気分になるんだよな。久々にサム・ペキンパーの映画を観てみたくなったなぁ〜。

▼ハレルヤ〜♪

☆ Hallelujah / John Cale ☆
http://john-cale.com/http://www.leonardcohen.com/DearHeather/レナード・コーエンの音楽を聴くようになったきっかけについてご紹介。まずは、彼のトリビュート盤「僕たちレナード・コーエンの大ファンです」。ライラック・タイムの「Bird On A Wire」やロイド・コールの「Chelsea Hotel」など、素晴らしいナンバーが満載。中でもジョン・ケールのピアノの弾き語りによる、心の奥底まで響き渡る感動深い「Hallelujah」のカバーにノック・アウト! すぐさま、コーエンのソングライターとしての力量に感服。続いて、デビット・サンボーン司会の音楽番組「ナイトミュージック」。この番組は、毎回多彩なゲストがアッと驚く異色の顔合わせで(たしか、ハル・ウィルナーがプロデュースに絡んでたんじゃないかな?)セッションするのがハイライト。「Who By Fire」のイントロに導かれ、二人のべっぴんコーラス・ガールの腰に腕を絡ませコーエンさん登場! さすがは女ったらしの面目躍如、ニタニタして歌ってるよ。Was (Not Was) の黒人シンガーが野太い声でゴスペル調に盛り上げ、最高潮に達したところに、ソニー・ロリンズの狂わんばかりにむせび泣くテナー・サックスのソロ。こりゃ〜たまらんばい、ということでこれまたノック・アウト! 彼のつぶやくような唱法に最初は戸惑うかもしれないけど、これが意外と癖になるんだよな。ドリーム・ワークスのアニメ「シュレック」の後半、主人公が苦悩する場面のバックに「Hallelujah」が流れた時、えっ、ジョン・ケールがアニメのサントラに? と驚いたが、クレジットにはルーファス・ウェインライト。あの深い声はジョン・ケールと思ったんだが、僕の聴き間違い? トリビュート盤「Bleecker Street: Greenwich Village in the 60’s」の中でも、ジョン・ケールはスザンヌ・ベガと一緒に「So Long Marianne」を歌ってますね、こちらもいいですよ。
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