私が長年聴き続けている、大好きなクラシック・ロックの数々、その思い出をちょっぴりご紹介。

Masterpiece Records: 大好きなクラシック・ロック・メモリーズ

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▼腕利きギタリスト、デヴィッド・リンドレーのラップ・スティールが炸裂! ハチャメチャに楽しい「Mercury Blues」

05/01/ (火) 15:51 | 編集
ibushigin records My Favorite Classic Rock: いぶし銀レコードの気になるクラシック・ロック
1978♪Adam Raised A Cain♪Bruce Springsteen
1978
ブルース・スプリングスティーンの出世作と言えば、75年アルバム「明日なき暴走」だが、私が彼の名を知ったのは、それより遅れて、パティ・スミス・グループの78年大ヒット「Because the Night」の共作者として。そして、その年の6月にリリースされた彼の「闇に吠える街」は私の大好きなアルバムです。一番惹かれたナンバーは、NYパンクの流れを汲むストリート・ロックに感じる、ずっしりと重いビートに、鬱積したヘヴィなギター、ブルースの雄叫びが裏返り、男衆が「イェ〜」と野太い声で答えるスリリングな「Adam Raised A Cain」です。
1978♪I Could Hurt You♪The J. Geils Band
1978
「入っちゃダメよ!」と力強いブルーの手形が阻止、以後、彼らのトレードマークとなる、J・ガイルズ・バンドの78年アルバム「サンクチュアリ (禁猟区)」。オープニングにしてはいささか地味目だが、じわじわとハートを熱くするミディアム・テンポの「I Could Hurt You」が大好き。ズンっと一斉に音を出した瞬間に感じるバンドの一体感、長年鍛えたバンドのノリは最高。ピーター・ウルフの独特の節回し、J・ガイルズのワイルドなギター、セス・ジャストマンのご機嫌なピアノ、マジック・ディックのハープも冴えてるぜ!
1979♪Guitars And Women♪Rick Derringer
1979
如何にもロック・スターって名前のリック・デリンジャー。70年代には、ジョニー・ウィンターやエドガー・ウィンターらとの活動や、自らのグループ、デリンジャーを率い、アメリカン・ハードのギタリストとしてその名を上げました。79年ソロ「Guitars And Women」は、トッド・ラングレンとリックの共同プロデュース。うっとりする爽やかなメロディの「Something Warm」、畳み掛けるハードなギターに大興奮、コーラスもイカしてる「Guitars And Women」、リフが無茶苦茶カッコいいぞ、縦横無尽に暴れるリードも最高な「Man In The Middle」、ゴリゴリのアメリカン・ハードで突っ走る「It Must Be Love」など、魅力的なナンバーが多いよ。
1983♪When You Were Mine♪Mitch Ryder
1983
アルバム「American Fool」「Uh-Huh」の大ヒット、破竹の勢いのジョン・クーガー・メレンキャンプがプロデュースした、彼のアイドル、ミッチ・ライダーの83年アルバム「Never Kick A Sleeping Dog」から、プリンスのカバー「When You Were Mine」は、バンドのダイナミックな演奏にミッチのシャウトが冴えるイカしたナンバー。そのミュージック・ビデオには、キラキラ衣装、グラマーなボディを官能的にゆさゆさ揺らす、キトゥン・ナティビダッド嬢が登場! 彼女はラス・メイヤーの作品の常連だそうな。僕、すっかりファンになっちゃった!
1981♪Anytime At All♪Nils Lofgren
1981
ブルース・スプリングスティーンのナンバー「裏通り」に由来するという、MCA傘下のレーベル、バックストリート・レコーズは79年設立。トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの「破壊」が有名ですね。ニルス・ロフグレンもまたこのレーベルから81年アルバム「Night Fades Away」をリリース。私はニルスのちょっぴり鼻にかかった甘酸っぱい歌声が大好き!ビートルズのカヴァー「Anytime At All」をエネルギッシュにかっこ良くきめ、「In Motion」における、ニルスのギターとチャック・フィンドレーのトランペットの緊迫感に満ちた応酬に熱くなる。
1981♪Mercury Blues♪David Lindley
1981
ライ・クーダーやジャクソン・ブラウン、ウォーレン・ジボンなど、数多くのアーティストのアルバムでその名を見かける、腕利きギタリスト、デヴィッド・リンドレー。えっ、その邦題で大丈夫なの? と驚いた、81年、彼の初ソロ・アルバム「化けもの」から、ズンドコズンドコ、自慢のエンジンの調子は絶好調、さぁ行くぜ、ひたすらまっしぐら! パーカッションが軽快に風を切り、バンド一丸となって豪快にぶっ飛ばす! 人を食ったような忙しげなヴォーカル、唸りを上げるラップ・スティール・ギターの爆音がなんと気持ちいい事、ハチャメチャに楽しい「Mercury Blues」にしびれる〜ん!
1978♪Spanish Moon♪Little Feat
1978
ネオン・パークが描く、ハンモックで寛ぐにっこりトマトちゃん、リトル・フィートの78年「Waiting for Columbus」は、彼らのダイナミックな名演が楽しめる、ワクワクご機嫌なライヴ・アルバム。ハイライトは何と言っても「Spanish Moon」、異郷へと誘うコンガのリズム、やがてベースとドラムも加わり粘っこさを増し自然と腰を揺らす、ホーン・セクションも意気揚々、大きな広がりを醸すシンセ、ドスの利いた呪術的なリフレイン。それらを大鍋でぐつぐつと煮込む、妖しげな香りのニューオリンズ風ファンキー・スープ、一度味わえばもう逃れられない、リトル・フィートの虜。
1980♪Hot Night In A Cold Little Town♪John Cougar
1980
昔々録り溜めたエアチェック・テープを久々に聴いてみた。FMラジオのお気に入り番組「ライブ・フロム・ザ・ボトムライン」のステージからジョン・クーガー&ザ・ゾーン。アルバム「ジョン・クーガー」「夜を見つめて」からのナンバーを次々とワイルドに打ち噛ます。エネルギッシュでキレがあるザ・ゾーンの演奏に観客もワイワイ興奮気味! さてこのバンド、「夜を見つめて」のクレジットから察するに、マイク・ウォンチック、ラリー・クレイン、ケニー・アロノフのメレンキャンプ黄金期のメンバーでしょう。そりゃ〜興奮するわなぁ〜。ドン・ゲーマンにプロデュースを委ねるちょい前です。

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▼ラモーンズのハチャメチャにぶっ飛んだロックンロール讃歌「Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?」

04/17/ (火) 22:08 | 編集
ibushigin records My Favorite Classic Rock: いぶし銀レコードの気になるクラシック・ロック
1981♪This Is Radio Clash♪The Clash
1981
西洋のオバケの登場シーンに良く使われるようなコミカルなイントロが鳴って、「あ″〜〜」とジョー・ストラマーの咆哮。81年11月リリース、「This Is Radio Clash」は、アルバム「Sandinista!」から約1年、待ちに待ったザ・クラッシュのシングル。先の「The Magnificent Seven」でおなじみとなったラップ、さらにヒップホップの要素を大胆に取込み、クラッシュならではの扇動的なビートで畳み掛けるファンキーなナンバー。
1980♪Beat Crazy♪Joe Jackson
1980
03年アルバム「Volume 4」のリリースで、初期の3枚は、グラハム・メイビー、デイヴ・ホウトン、ギャリー・サンフォードによる、バンドとしてのアルバムだったんだと気付かされたジョー・ジャクソン・バンド。私のお気に入りは、80年の強烈なレゲエ・ナンバー「Beat Crazy」、グラハム・メイビーのうねうねとうねるベースが最高にご機嫌。彼はジョー・ジャクソンとの作品の他にも、マーシャル・クレンショウやナタリー・マーチャント、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツと活動を共にするなど、その人気ぶりが伺えます。
1989♪Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah♪The Pogues
1989
荒くれシェイン・マガウアンがぶっきらぼうにがなり立てれば、こちらも負けじと熱く「イェ〜ィ、イェッ、イェッ、イェ〜♪」、シンプルでエキサイティングな掛け声、強靭なバネのようなビートが 大きなエネルギーとなって迫り来て、熱狂の渦に巻き込むアイリッシュ風ノーザン・ソウル・パンクは、ザ・ポーグスの88年シングル「Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah」。同CDシングル収録、スパイダー・ステイシーがヴォーカルを担当した、パンキーでアコースティックなストーンズのカヴァー「Honky Tonk Women」も最高ばい!
1980♪Butcher Baby♪Plasmatics
1980
痛快な「ワン・トゥー・スリー・フォー!」の掛け声で、パンクが停滞していた音楽シーンに、風穴を開けた。そして、77年、ニューヨークで結成されたウェンディ・O・ウイリアムズ率いるプラズマティックスは、「いち・にっ・さん・しっ!」の掛け声とハードコアなパンクで度肝を抜いた。ヒョウ柄のビキニ・パンティ、申し訳程度にクリームを塗って隠した乳首、あぁ〜全裸同然。ブンブンと唸る毒々しいアナーキーなバンドの演奏に、揺れるウェンディ嬢のおっぱい、チェーンソーを高々と振り上げ、恍惚の表情を浮かべ、ギターを真っ二つにぶった切る過激なパフォーマンス。例の掛け声は、日本人ベーシスト船原長生さんのもの。
1980♪Careful♪The Motels
1980
カリフォルニア州バークレー出身、お色気たっぷりのお姉さまマーサ・ディヴィス率いるザ・モーテルズは、79年アルバム「Motels」でデビュー。プールサイドで得意げにポーズをとる超熟女の水着姿が一際目立つジャケットは写真家エリオット・ギルバートの作品。続く80年セカンド「Careful」は、鮮烈な色使い眩しい英国のポップ・アーティスト、ダギー・フィールズのカヴァー・ペインティング。モーテルズのアルバム・カヴァーはモダンな感覚に満ちている。
1980♪Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?♪Ramones
1980
ラジオのダイヤルをくるくる、チューニングがピッタリ合ったところで「ダッ、ダッ、ダダダッ、ダダダダッ…」とドラムが勢い良く突っ走れば、キーボードが負けじと追随、ブラスが囃し立て、圧倒的なパワーでどっと押し寄せる音の洪水。フィル・スペクターがプロデュースした、ラモーンズのハチャメチャにぶっ飛んだロックンロール讃歌「Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?」。キンクスの「Around the Dial」やビー・バップ・デラックスの「Modern Music」なども、チューニング音から始まるロック・ナンバーですね。
1993♪Love Is Stronger than Death♪The The
1993
胸に響く繊細なアコースティック・ギターの調べ、深淵から届くマット・ジョンソンの叫びがヒリヒリと伝わり、暗がりを仄かに照らすかのようにベースがボツンと鳴る。おぼつかない鼓動、暖かみのあるハモンド・オルガンが辺りの空気を揺らし、救いを求めるかのようなジョニー・マーのハーモニカの音色が響き渡る。そして、そのすべてが一瞬にして吸込まれ沈黙。冴え渡り悲しみを癒す、素晴らしいバラッドは、ザ・ザの93年アルバム「Dusk」から、3枚目のシングル「Love Is Stronger than Death」。
1979♪Girl of My Dreams♪Bram Tchaikovsky
1979
ライノのコンピレーション「POPTOPIA!: Power Pop Classics of the '70s」にも収録されている、ブラム・チャイコフスキーの79年シングル「Girl of My Dreams」は、甘酸っぱいメロディに「ジャカジャァ〜ン♪」とハートときめく開放的なギターのフレーズが胸を熱くするパワーポップの名曲。彼はジェイク・リヴィエラが設立したレイダー・レコードから「パワー・ポップの仕掛け人」「脅威の黒い影」と2枚のアルバムをリリース。ジ・インメイツなどと共に驚きのCDリイシューされたが、今では希少盤。

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▼近未来SFアクション映画「ローラーボール」のワクワクするオープニング、バッハの「トッカータとフーガニ短調」

04/01/ (日) 22:15 | 編集
ibushigin records My Favorite Classic Rock: いぶし銀レコードの気になるクラシック・ロック
1938♪Sing, Sing, Sing♪Benny Goodman
1938
「ドンドン、ドコドコ、ドン、ドドンド、ドン♪」と躍動感溢れるドラムス、トロンボーンに、トランペット、サキソフォーンが競い合うようにぶっといフレーズを奏で、クラリネットが魅惑の音色で恋の炎を焚き付ける。もう居ても立っても居られない、腰を大胆に振り振り、手足を大きく広げ、身をくねらせ飛び跳ね、思うがままに踊り明かそう。ベニー・グッドマン楽団のスウィング・ジャズの傑作「Sing, Sing, Sing」は、ジャズ・ミュージシャン、ルイ・プリマの作品。彼がニューオーリンズ出身と言うのも納得、快楽に満ちた賑やかなナンバーですね。
1986♪Peter Gunn♪Duane Eddy
1986
デジタルなラテン風味のリズムに、ズンズンズンズンズン♪とクールなビート、奥深い低温エコーがお腹に響いて気持ちいいデュアン・エディのトゥワンギー・ギター、エンジンのスタート音、口笛、そして、不気味なギミックをふんだんに盛り込んだ、ひっちゃかめっちゃかアヴァンギャルド・ポップ、アート・オブ・ノイズの86年大ヒット・シングル「Peter Gunn」は、ご存知ヘンリー・マンシーニ作、私立探偵物テレビドラマのテーマ曲。ブルース・ブラザースやエマーソン・レイク&パーマーのカヴァーでおなじみですね。
1972♪Also Sprach Zarathustra♪Deodato
1972
リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」は、スタンリー・キューブリック監督の68年映画「2001年宇宙の旅」のサウンドトラックに使われ、誰もが知るクラシック音楽となりましたね。72年、このナンバーをジャズ風にアレンジし、グルーヴィに飛翔させたのが、ブラジル出身のミュージシャン、エウミール・デオダート。CTIレコードから、ジョン・トロペイ、ビリー・コブハム、スタンリー・クラークなどが参加した壮大なクロスオーバー。デオダートは、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのケビン・ローランド88年ソロ「The Wanderer」をプロデュースしてます。
1975♪Toccata and Fugue in D minor, BWV 565♪Andre Previn
1975
暗闇に照らされるスポットライト、突如パイプオルガンの劇的なイントロ、やがて音楽は重厚さを増し、「Rollerball」のタイトルが白く抜かれる。場内が次第に明るくなり、審判をはじめとする関係者が続々と集まり整然と持ち場に付く。電光掲示板には「ヒューストン VS マドリッド」、ザワザワとざわめく観客席、バイクの爆音が鳴り響き、ガタガタと床を滑らすローラー、漆黒にピカリと光る鋲グローブ、地元チームをやんやの大歓声が出迎える、観客が期待する壮絶なゲーム「ローラーボール」。バッハの「トッカータとフーガニ短調」を使った、ノーマン・ジュイソン監督の近未来SFアクション映画のワクワクするオープニング。
1976♪Tsugaru Tour♪Akiko Yano
1976
切手をあしらったジャケットには、気品漂わせる平安風美人のイラスト、背景の鮮やかな赤が強烈な印象を残す、生き生きと世界へ羽ばたく「21歳の日本少女」、矢野顕子の76年衝撃的デビュー・アルバム「ジャパニーズ・ガール」。うねうねとしたリズムに、ギターが喜々としてレゲエを刻み、津軽民謡から「ホーハイ、ホーハイ、ホー♪」とのコブシに酔い痴れる、ミクスチャー・ナンバー「津軽ツアー」。アルバム「Time Loves A Hero」頃のリトル・フィート相手に、付いておいでとぐいぐい引っ張る、天晴れ!アッコちゃん。
1963♪Amen♪Jerry Goldsmith
1963
アリゾナの荒れ果てた土地に教会を建てようと頑張る東ドイツからやって来た修道女たちだが、女手だけではちっとも捗らず、ふとしたことから出会った行きずりの黒人青年ホーマー・スミスをつかまえ、教会を建設を手伝わす、ラルフ・ネルソン監督の63年映画「野のユリ」。マリア院長とホーマーのやり取りがコミカルで、彼女が「シュミット! シュミット!」と呼べば、ふてくされた表情のホーマーがとっても妙でおかしかったな。ジェリー・ゴールドスミスが、黒人霊歌「エーメン」を基調としたスコアを仕上げ、心温まるストーリーをいっそう味わい深いものにしてます。
1979♪Rhapsody in Blue♪Woody Allen
1979
「第1章。彼はニューヨークを愛している…。いや、こうしよう…」とあれやこれや奮闘、小説執筆中のライター、アイザックの台詞。アメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィンが作曲したシンフォニック・ジャズ「Rhapsody in Blue」の流れに沿って、摩天楼、ネオンサイン、タクシー、クイーンズボロ橋、ダイナー、ダウンタウン、煙、フェリーボート、NY近代美術館、セントラル・パーク、ブロードウェイ、野球場、花火と、コントラストの強いモノクロームの映像が目まぐるしく移り変わる。ウディ・アレンの79年映画「マンハッタン」の冒頭のシーンは、アイ・ラブ・ニューヨークで惹き付けられる。
1979♪I.T.T.♪Fela Kuti
1979
陶酔に誘い込む巡り巡るフレーズに、「あぁい、てぃー、てぃー♪」「いんたぁ〜なしょなる、てぃーふ♪」と強烈なナイジェリアなまりの英語が飛び込んでくる。ズシズシと押し寄せるヘヴィなリズム、熱に浮かされるコーラス、狂おうしいサキソフォーン、焚き付けるようなワイルドな節回しが、混沌としたグルーヴを生み出す。ナイジェリア出身のミュージシャン、フェラ・クティの79年ナンバー「I.T.T.」は、ぐらぐらと沸き上がるアフロビートがすべての大地を揺るがす。

Roots | | |ページ上部へ

▼メラメラと燃え上がるぜベイビー! オハイオ・プレイヤーズのファンキーな大ヒット・シングル「Fire」

03/19/ (月) 20:34 | 編集
ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1968♪Sweet Inspiration♪The Sweet Inspirations
1968
「Cry Like A Baby」「I'm Your Puppet」「A Woman Left Lonely」「It Tears Me Up」など、決して色褪せることのない味わい深いサザン・ソウルの名曲を生み出したソングライター・チーム、ダン・ペン&スプーナー・オールダム。68年、彼らがザ・スウィート・インスピレイションズに贈ったのが、うっとりするようなトキメキがいっぱい詰まった大ヒット・ナンバー「Sweet Inspiration」。
1959♪Crackin' Up♪Bo Diddley
1959
廉価盤で買った若きストーンズの「The Rolling Stones, Now!」。ボ・ディドリーの名を意識し始めたのは、その中の1曲「愛しのモナ」が最初じゃなかったかな。ズンドコ、ズンドコと野生を呼び起こす猥雑なジャングル・ビートに興奮。「Love You Live」のエル・モカンボにおける円熟期のライヴでは、ボの59年シングル「Crackin' Up」を披露、寛いだ雰囲気のトロピカル・ビートもまた気持ちいい、オォ〜、イェェェ〜!
1955♪Tutti Frutti♪Little Richard
1955
「ワッバパルバッルパッバンバン!!」とけたたましいシャウトにぶったまげる、猥雑、下世話、扇情的と、ロックンロールの魅力を思う存分詰め込んだリトル・リチャードの55年シングル「Tutti Frutti」。実際には「A-wop-bop-a-loo-bop-a-lop-bop-bop」と歌ってるらしいが、何度聴いても聞き取れないぞよ。57年スペシャルティからのデビュー・アルバムには、他にも「Slippin' and Slidin'」「Long Tall Sally」「Rip It Up」「Jenny, Jenny」を収録、欲求不満解消だよ、ホォォォォ〜!!
1965♪Hurt So Bad♪Little Anthony & the Imperials
1965
「Tears on My Pillow」「Shimmy, Shimmy, Ko-Ko-Bop」のドゥワップ・ヒッツを持つ、リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ。ドン・コスタをプロデューサーに迎え、ドゥワップから洗練されたソウルへの路線変更。テディ・ランダッツォ作、65年のスマッシュ・ヒット「Hurt So Bad」は、甘く蕩けるようなボーカルに、ドラマティックなアレンジ、ロマンチックな絶品のソウル・バラッド。
1969♪Friendship Train♪Gladys Knight & the Pips
1969
デューク・エリントンの「Take the 'A' Train」、リトル・エヴァの「The Loco-Motion」、プレスリーの「Mystery Train」、モンキーズの「Last Train to Clarksville」、ドゥービー・ブラザーズの「Long Train Runnin'」など、ウィキペディアで見つけた「List of Train Songs」には、たくさんのトレイン・ソングが紹介されています。モータウンから、グラディス・ナイト&ザ・ピップスの69年シングル「Friendship Train」は、シェイク・ア・ハンド♪シェイク・ア・ハンド♪のパワー溢れる推進力、ホットでヒップな機関車が疾走する。
1972♪Trying to Live My Life Without You♪Otis Clay
1972
独特の粘っこいグルーヴを生み出すハイ・リズム、誇らしげなメンフィス・ホーンズ、男を滲ます武骨な歌声が魂を揺さぶる、オーティス・クレイの72年シングル「Trying to Live My Life Without You」。ブリンズレー・シュウォーツが74年「The New Favourites of Brinsley Schwarz」、ドクター・フィールグッドが82年「Fast Women & Slow Horses」、ボブ・シーガーが81年「Nine Tonight」でカヴァーしてますね。イーグルスの「The Long Run」は、このナンバーのメロディを引用したとか、なるほどそう言われれば…。
1973♪That Lady♪The Isley Brothers
1973
アイズレー・ブラザーズの73年アルバム「3+3」から、ラテン風味の官能的な大ヒット・ナンバー「That Lady」。コンガのリズムに揺さぶられ、ビューティフル、ラブリー、セクシー、リアル・ファインと、レディにべた惚れ、ロナルドの身悶えするような情欲的な歌声がねっとりとまとわり付き、アーニーの甘い蜜が滴るフレーズに身を焦がす、火照ったボディは収まりがつきません。
1974♪Fire♪Ohio Players
1974
ウゥ〜ン、ウゥ〜ン、カンカンカン!とけたたましいサイレンと鐘の音、消防車の出動。ファ〜イヤァ♪ ズンズンズンと分厚く唸るベース、タイトにリズムを刻むギター、溌剌と鳴り響くホーン・セクション、景気良く弾けるパーカッション、狂おうしいファルセットに、メラメラと燃え上がるぜベイビー! オハイオ・プレイヤーズのファンキーな74年大ヒット・シングル「Fire」。いやぁ〜、いい表情だなぁ〜、あっぱれ!セクシー・ジャケット戦略。セクシーな消防士は、ファッション写真家スタン・マリノフスキーの作品。

▼じわじわと込み上げる高揚感がたまらない、ジョン・ハイアットのヘヴィなナンバー「Graduated」

03/01/ (木) 22:56 | 編集
ibushigin recordsの気になるClassic Rock
1977♪Your Smiling Face♪James Taylor
1977
SSW
コロムビア・レコードへ移籍、再びピーター・アッシャーをプロデューサーに迎えた、ジェームス・テイラーの77年アルバム「JT」。その簡潔なタイトルに、モノクロームの精悍なポートレートが、当時流行りのアダルト・コンテンポラリーにぴったりハマる、都会的でスタイリッシュなサウンド。シングル「きみの笑顔」は、まったりとしたJTの歌声を、鋭角なダニー・コーチマーのギターがきりりと鼓舞する、ハートほっこり和やかなナンバー。
1979♪Gold♪John Stewart
1979
SSW
ジョン・ステュアートは、モンキーズの67年大ヒット「Daydream Believer」の作者として有名な米国のシンガー・ソングライター。フリートウッド・マックのリンジー・バッキンガムを共同プロデューサーに迎えた79年アルバム「Bombs Away Dream Babies」から、シングル「Gold」は、朗々としたジョンの歌声が男っぷりの良さを感じさせ、小悪魔スティーヴィー・ニックスのハーモニーが艶やかに絡む、スリリングなポップ・ナンバーで全米5位の大ヒット。
1979♪Treat Her Right♪Arlen Roth
1979
SSW
珍しいギターを抱えた、誠実そうなモジャモジャ頭の青年のジャケットは非常に印象的、数々のセッションをこなすギタリスト、アーレン・ロスの79年セカンド・アルバム「Hot Pickups」、珍しいギターはストリング・ベンダー・ギターで、その音色はクラレンス・ホワイト在籍時のバーズのアルバムで耳にして事があるかと思います。「Treat Her Right」は、ピキピキと生きのいいギターがスカッと爽快、キンクス風のリフが織り込まれて超ご機嫌。
1978♪Goin' Down To Laurel♪Steve Forbert
1978
SSW
ピンと張り詰めた空気の中、瑞々しいハーモニカのフレーズ、たちどころに気持ちが通うしゃがれ声、スティーヴ・フォーバートの78年デビュー・アルバム「Alive on Arrival」のオープニング「Goin' Down To Laurel」は、颯爽たる風姿がきらめく爽やかなナンバー。等身大のこの歌を聴くたびに、社会へ飛び出す寸前、あの頃の青臭さが蘇るのぉ〜! 裏ジャケットの、首からハーモニカホルダー、足を軽く開き、アコースティック・ギターをつま弾くホーズが最高にカッコいい!
1976♪Bugsy Malone♪Paul Williams
1976
SSW
「ゴッドファーザー」の大ヒットから始まったマフィア映画ブーム。「小さな恋のメロディ」の脚本家アラン・パーカーの監督デビュー作「ダウンタウン物語」は、禁酒法時代を舞台に、マシンガンからクリームたっぷりのパイが飛び交い、ビチャッ!ピチャッ!ピチャッ!のコミカルなギャング・ミュージカル。気障に、ニヒルに、おませに演じるのは子供ばかり。陽気で、色っぽく、ほろ苦く、もの悲しい、古き良き時代を思わせるポール・ウィリアムスのバラエティに富んだスコアがとても魅力的。
1997♪Graduated♪John Hiatt
1997
SSW
ジョン・ハイアットの97年アルバム「Little Head」は、エルヴィス・コステロのバックバンド、ジ・インポスターズのベーシスト、デイヴィ・ファラガーとジョンの共同プロデュース、カウンティング・クロウズのギタリスト、デヴィッド・イマーグルックが参加した、ちょっぴりラウドな仕上がり。「Graduated」は、シンプルだがジレンマなギターリフに、人生を背負うかのようなずっしりと重たいバンドの演奏が覆い被さるヘヴィなナンバーで、じわじわと込み上げる高揚感がたまらない。
1973♪Midnight Rider♪Gregg Allman
1973
SSW
ジミヘンの「Burning of the Midnight Lamp」、ストーンズの「Midnight Rambler」、CCRの「Midnight Special」、J.J.ケイルの「After Midnight」など、ミッドナイトはミステリアスな言葉。オールマン・ブラザーズの70年「Idlewild South」、そしてグレッグ・オールマンの73年ソロ「Laid Back」でリリース、ジョー・コッカー、ウェイロン・ジェニングス、パティ・スミスなどがカバー、「Not gonna let 'em catch the Midnight Rider」の切ないリフレインに胸を震わせる名曲「Midnight Rider」。
1974♪Angel from Montgomery♪Bonnie Raitt
1974
SSW
スティーヴ・グッドマン追悼コンサートのライヴ「Tribute to Steve Goodman」から、凛としたアコースティック・ギターのフレーズ、「I Am An Old Woman...」と疲れているが力強い女性を体現するかのように歌い出さすボニー・レイット、朴訥としたジョン・プラインの歌声がそっと優しく寄り添い、デヴィッド・ブロムバーグの安らいだエレクトリック・ギターがゆらゆらと大空へ誘う名曲「Angel from Montgomery」は、心に響く名演です。

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