| 「ドンドン、ドコドコ、ドン、ドドンド、ドン♪」と躍動感溢れるドラムス、トロンボーンに、トランペット、サキソフォーンが競い合うようにぶっといフレーズを奏で、クラリネットが魅惑の音色で恋の炎を焚き付ける。もう居ても立っても居られない、腰を大胆に振り振り、手足を大きく広げ、身をくねらせ飛び跳ね、思うがままに踊り明かそう。ベニー・グッドマン楽団のスウィング・ジャズの傑作「Sing, Sing, Sing」は、ジャズ・ミュージシャン、ルイ・プリマの作品。彼がニューオーリンズ出身と言うのも納得、快楽に満ちた賑やかなナンバーですね。 |
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| デジタルなラテン風味のリズムに、ズンズンズンズンズン♪とクールなビート、奥深い低温エコーがお腹に響いて気持ちいいデュアン・エディのトゥワンギー・ギター、エンジンのスタート音、口笛、そして、不気味なギミックをふんだんに盛り込んだ、ひっちゃかめっちゃかアヴァンギャルド・ポップ、アート・オブ・ノイズの86年大ヒット・シングル「Peter Gunn」は、ご存知ヘンリー・マンシーニ作、私立探偵物テレビドラマのテーマ曲。ブルース・ブラザースやエマーソン・レイク&パーマーのカヴァーでおなじみですね。 |
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| リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」は、スタンリー・キューブリック監督の68年映画「2001年宇宙の旅」のサウンドトラックに使われ、誰もが知るクラシック音楽となりましたね。72年、このナンバーをジャズ風にアレンジし、グルーヴィに飛翔させたのが、ブラジル出身のミュージシャン、エウミール・デオダート。CTIレコードから、ジョン・トロペイ、ビリー・コブハム、スタンリー・クラークなどが参加した壮大なクロスオーバー。デオダートは、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのケビン・ローランド88年ソロ「The Wanderer」をプロデュースしてます。 |
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| 暗闇に照らされるスポットライト、突如パイプオルガンの劇的なイントロ、やがて音楽は重厚さを増し、「Rollerball」のタイトルが白く抜かれる。場内が次第に明るくなり、審判をはじめとする関係者が続々と集まり整然と持ち場に付く。電光掲示板には「ヒューストン VS マドリッド」、ザワザワとざわめく観客席、バイクの爆音が鳴り響き、ガタガタと床を滑らすローラー、漆黒にピカリと光る鋲グローブ、地元チームをやんやの大歓声が出迎える、観客が期待する壮絶なゲーム「ローラーボール」。バッハの「トッカータとフーガニ短調」を使った、ノーマン・ジュイソン監督の近未来SFアクション映画のワクワクするオープニング。 |
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| 切手をあしらったジャケットには、気品漂わせる平安風美人のイラスト、背景の鮮やかな赤が強烈な印象を残す、生き生きと世界へ羽ばたく「21歳の日本少女」、矢野顕子の76年衝撃的デビュー・アルバム「ジャパニーズ・ガール」。うねうねとしたリズムに、ギターが喜々としてレゲエを刻み、津軽民謡から「ホーハイ、ホーハイ、ホー♪」とのコブシに酔い痴れる、ミクスチャー・ナンバー「津軽ツアー」。アルバム「Time Loves A Hero」頃のリトル・フィート相手に、付いておいでとぐいぐい引っ張る、天晴れ!アッコちゃん。 |
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| アリゾナの荒れ果てた土地に教会を建てようと頑張る東ドイツからやって来た修道女たちだが、女手だけではちっとも捗らず、ふとしたことから出会った行きずりの黒人青年ホーマー・スミスをつかまえ、教会を建設を手伝わす、ラルフ・ネルソン監督の63年映画「野のユリ」。マリア院長とホーマーのやり取りがコミカルで、彼女が「シュミット! シュミット!」と呼べば、ふてくされた表情のホーマーがとっても妙でおかしかったな。ジェリー・ゴールドスミスが、黒人霊歌「エーメン」を基調としたスコアを仕上げ、心温まるストーリーをいっそう味わい深いものにしてます。 |
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| 「第1章。彼はニューヨークを愛している…。いや、こうしよう…」とあれやこれや奮闘、小説執筆中のライター、アイザックの台詞。アメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィンが作曲したシンフォニック・ジャズ「Rhapsody in Blue」の流れに沿って、摩天楼、ネオンサイン、タクシー、クイーンズボロ橋、ダイナー、ダウンタウン、煙、フェリーボート、NY近代美術館、セントラル・パーク、ブロードウェイ、野球場、花火と、コントラストの強いモノクロームの映像が目まぐるしく移り変わる。ウディ・アレンの79年映画「マンハッタン」の冒頭のシーンは、アイ・ラブ・ニューヨークで惹き付けられる。 |
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| 陶酔に誘い込む巡り巡るフレーズに、「あぁい、てぃー、てぃー♪」「いんたぁ〜なしょなる、てぃーふ♪」と強烈なナイジェリアなまりの英語が飛び込んでくる。ズシズシと押し寄せるヘヴィなリズム、熱に浮かされるコーラス、狂おうしいサキソフォーン、焚き付けるようなワイルドな節回しが、混沌としたグルーヴを生み出す。ナイジェリア出身のミュージシャン、フェラ・クティの79年ナンバー「I.T.T.」は、ぐらぐらと沸き上がるアフロビートがすべての大地を揺るがす。 |
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